2018.01.24
ノキオ流 ワークスタイル変革 セミナー実施レポート
1月19日に静岡県内の行政関係者を弊社のサテライトキャンピングオフィスにお招きし、働き方改革に関するセミナーを開催しました。
安倍総理の施政方針演説でも『「働き方改革」を断行いたします。』いう力強いスピーチがありましたが、世の中、猫も杓子も「働き方改革」。これに関するテーマのセミナーも毎日のように各所で開催されています。
さて世の中の数多の「働き方改革」セミナーと、私たちNOKIOOのセミナーとしてどういう点で色を変えていくのか、お越しいただいた皆様にいかに有益な情報をお持ち帰りいただくかを考えました。
「地方×ベンチャー×女性」という視点で私たちサイズの実践手法や、私がNOKIOOを7年間経営してきている中で、働き方に対しての考え方や捉え方が変化してきたこと、そして今ポリシーとしていることをお伝えさせていただきました。
NOKIOOは2011年の創業時から「ノキオスタイル」という自分たちの働き方にフォーカスした考え方を作り、会社の成長ステージや、事業内容、メンバーのリテラシー向上スピードに合わせて様々な事を試行錯誤してきました。
過去には
2014.07 静岡県知事より男女共同参画社会づくり活動に関する知事褒賞
2013.10 男女共同参画社会づくり 宣言事業所・団体登録
2017.02,10 静岡県女性活躍先進企業サミット登壇
2018.02 〇〇Award受賞予定(内緒!)
などの受賞や発信の機会いただいた経緯もあり、ノキオスタイルを紹介し、その考え方をお伝えするという内容で今回は組み立てました。
ご参加いただいたのは、
浜松市、磐田市、掛川市、静岡県、市議員、菊川市など合計16名の方、
参加動機としては
・テレワークに関して、御社の取り組みの中で参考にさせていただけるものがあるのでは思い参加しました。
・地域企業の取り組みを知りたいと考えたため
・市職員に対しても働き方改革に取り組んでいるため
などのお声がありました。
第一部の私のパートでは、
私が企業経営をする中で感じてきた自分なりのフレームワーク
・20世紀型、21世紀型キーワードの紹介と21世紀キーワードを中心として組織づくり、人材育成の必要性
・組織、個人が自律型組織・人材に転換していくためのプロセス
このフレームワークに照らした時に
・小川自身のこれまでの40年間のキャリアと思考のチェンジはどうあったのか?
・具体的なノキオスタイルで実施している制度や文化にはこのキーワードやプロセスがどう組み込まれているのか。
・サテライトキャンピングオフィスに含まれる、ワークスタイルイノベーションに関する要素や、この2つの要素とどう関係してくるのか。
というお話をさせていただきました。
プレゼンテーションスライドの一部をご紹介
第二部後半はON-MO事業部責任者 / 育勉普及協会理事の小田木から「女性がいきいき生きる社会の実現が、働き方改革につながる」というテーマで、NOKIOOの女性中心事業の生まれた経緯や、この事業が会社に与えているインパクトと行政に対してのご提案をプレゼンテーションさせていただきました。
今回のセミナーやその後の参加者との会話を通して感じたのは、行政にこそ働き方改革を実感値も持って実践してもらうことの大切さ。私たちも「働き方改革」という言葉がまだなかった2011年からこれに取り組み、組織学習をすることで言えることが多々あります。参加者の視点も企業の働き方改革に対してのアプローチもさることながら、自分たちがどのようにこのテーマに取り組むか、という視点を強く感じました。
さて、セミナーでお話しする機会は私にとっては久しぶりでしたが、まだまだカタカナワードが多いということ、場の「無言の声」を聞きながら、それを受けて多重人格マネジメントを行うことがまだまだ未熟だなという反省。
多くの人を目の前にして、落ち着いて場を見る、場に吞まれない胆力を持つこと、一歩引いて落ち着いて演じる余裕を持つところまではまだまだ道のりは遠いと感じたセミナーでした。
多重人格マネジメントについては、年末年始の学びから。