2018.01.11

年初 全社ミーティング

1月4日。
2018年のスタート。
 
 
この日は通常業務を止めて、全社員を浜松サテライトキャンピングオフィスに集めて全社ミーティングを実施した。
12月に第8期がスタートして1か月。1か月間をかけて、第8期の経営戦略をメンバーに伝える活動をしてきた総仕上げとして、様々なプログラムを準備。
 
 
各パートをCLメンバー(※CLとはCloss Lineの略。各ライン(グループ)の責任者がCLメンバー)に大枠の目的・テーマを僕から12月末に渡して、当日の組み立て、プレゼンテーションの内容、ファシリテーションはお任せをした。
 
 
1.年初のメッセージ
まずは僕から年初のメッセージを。毎年、正月はこの始業日に合わせてメンバーに何を伝えようかを構想する時間になり、体は休んでいても頭は休めない。
今年の正月は4冊の本を読み、そして日本人の典型的な大型連休の流れに身を委ねて体力を擦り減らして帰省ラッシュ・Uターンラッシュを経験したところから感じた「ワークスタイル・ライフスタイル」に対する私見をお話しした。
 
 
 
2.サテライトキャンピングオフィスのお披露目、その戦略の説明
実はNOKIOOメンバー全員へのサテライトキャンピングオフィスのお披露目はこの日が初めて。僕が「楽しいから」「キャンプが好きだから」やっているわけではなく、会社としてのコンセプトや全社戦略とこのオフィスの意味合いがどう絡んでいるのか。そして、この場所を活用して顧客や社会に何を伝え、営業はここを活用してどうやって顧客に価値提供をしていくのかなどを説明した。
 
 
 
 
3.第8期経営計画書の配布
NOKIOOの経営理念、ビジョン、NOKIOOWay、経営戦略の前提となる考え方、組織戦略、人事戦略、各事業部の事業戦略、組織の役割などがまとめられた経営計画書を配布。
これを拠り所にし、そしてここに落とされたことに対する理解度を組織としてあげていくことでより組織プレーと個々のメンバーが行う日々のオペレーションの精度があがっていくと考えている。
 
 
 
3.tech talk
開発部責任者の山下のセッション。今回のテーマはGoogleHome(AIスピーカー)を活用したアプリ開発について。IFTTTやDialogflowといったWEBサービス、WEBAPIサービスを使ってGoogleHomeを活用していく方法を解説。経営計画書に載せられている「超絶・IT/データドリブンビジネスモデルフレームワーク(小川オリジナルフレームワーク)」は抽象化されたモデルであるため、身近なところでそのフレームワークに落とし込める実例をテクノロジー、エンジニア視点からプレゼンテーションしてもらった。
 
 
 
 
4.ワールドカフェ方式で戦略マップ理解を深める
経営計画書内の1ページにBSC(バランスト・スコアカード)で戦略を俯瞰し、個々の要素のつながりや相関関係を表現したページがある。会社全体を見ている経営側には全ての要素のつながりがイメージされているが、実際に現場で動くメンバーがそのつながりを強く意識することが大事。とは言っても、普段から全体を俯瞰してみているわけではないのでそれはなかなか難しい。今回は4グループに分かれてワールドカフェ方式に、自由に戦略マップを題材にして組織の課題や、この戦略を実行していく上での壁などを話し合い、発表してもらった。僕はどのグループにも入らずに、ウロウロとしながら議論の話を聞いていたが、こういう場で臆せず様々な発言をするメンバーは非常に頼もしい。アウトプットを見ながら、聞きながら様々な改善や打ち手につながる感覚を持った。
 
 
 
 
5.財務の勉強会(「会社のお金」と「生産性」のお話)
CFO大倉から財務の基本的な考え方から、財務三表の意味するところ。財務的に見たNOKIOOの現状の課題の説明を展開。
だから、今期の経営戦略としてこうなんだ、というところがメンバーの中でつながったのではないかな。
 
 
 
 
 
最後に経営計画書の重要なページについて、僕から再度説明をし、後は質疑タイム。
そして五社神社への初詣と新年会。
 
 
 
 
今年もよろしくお願いします。