2018.01.26

「経営ミーティング in camping office」で分かったキャンピングオフィスがミーティング成果を3割増しする理由

昨日(1月25日の夕方)から、経営顧問の有賀さんに浜松にお越しいただき、様々なテーマで経営関連ミーティングを実施した。
 
25日 夕方~
・取締役CMO 中原 - 有賀さんメンタリング
・小川 - 有賀さんメンタリングというか夕食
 
 
 
26日
 
・7期の案件を振り返りながらのプロジェクトマネジメントのあり方ディスカッション
・PM・ディレクションPJチーム キックオフミーティング
ON-MO育勉のデータ・ITドリブンビジネスモデル構築について
・ワークスタイルイノベーションにおけるCMSとは?
・開発部責任者 山下 - 有賀さんメンタリング
 
 
いずれのセッションも充実し、これから力強く前進するために必要なコンセンサスが得られるミーティングだった。
 
火照った頭をクールダウンさせながら感じるのが、今回の会場として使ったサテライトキャンピングオフィスの効果。キャンピングオフィスがミーティングの成果を“3割増し”にさせているという実感を持った。かつ、その根拠をある程度、論理だてて説明できる気がする。
 
 
 
 
 
 
まず1つ目。
キャンプギアの可搬性。手軽に配置を変えたり、向きを変えられること。これはミーティングに参加しているメンバーを、ミーティング中に体を動かしたりしながら、「静」ではなく「動」な状態にしてくれる。体が動けば、(きっと)脳も動いて活発になる。身軽に動くという事が通常の会議室ではできない。椅子に根っこが生えて座ったまま動かない。そんなメンバーを動かし、自らプレゼンテーションをさせることにつながる。そして聞く側も、話し手に首を回して顔だけ向けるのではなく、体の向きをそもそも向けることで、発表者に対して正対するし、発表者も一生懸命聞かれていることを感じることができる。お互いに正対している状態が作られた中での議論はそりゃ深まるに決まってる。
 
 
 
2つ目。
雰囲気的に、お菓子を広げることもおもちゃのボールを投げることも何の懸念もない。「なんだよ大事な会議にお菓子なんて・・・」という雰囲気には絶対にならない。甘いものは、人を朗らかにする(この効果は確か何かしらで実証されていたと記憶している)。朗らかなメンバーと話をする方が絶対に楽しい。
 
 
 
3つ目。
芝生は気持ちがいい。思わず靴を脱いでしまう。締め付けられているものから解放されると、思考も解放される。そして発言も増えるし、クリエイティブに発散思考ができる。
 
 
 
4つ目。
遠くに見えるきれいな富士山に対して、会社の中の役割や、上も下もない。ただ一つ「富士山だ!」に対して、一人と一人の人間が、共通の素敵なものに対して共感するだけの時間がそこに流れる。そういう一瞬を立場の違う者同士がミーティング前に過ごすのは、そのミーティングにおけるお互いに対する潜在意識を既にその時点で変えている。(はず)
富士山は一つの事例だけど(弊社のキャンピングオフィスから見える)、自然的なモノに共通する話だと思っている。
 
 
 
まだまだ説得力を持って、キャンピングオフィスがミーティングの効果を3割増しにする材料は揃えられそうに感じている。
 
まずはやってみる。自分たちでやっていることでいろんな気付きが得られた1日だ。
 
そうだし、何よりも事業を進めていく、サービスを開発していくにあたって有用な議論ができたのは本当に大きいね。
  • NOKIOO
  • 小川健三