2017.12.17

「覚悟」をもって仕事と人生に向き合っているか・・

さて2017年もいよいよ残すところ2週間となってきた。
毎年この時期は、NOKIOOの期末から期初に入り、そして1年の締めくくりと新しい1年が始まるのを前に、振り返り思考とこれからの事を考える時間が多くなる。
 
この1年間を振り返る中で、「覚悟を決めた・腹をくくった」人を何人か見てきたな、と。一方で「惜しい!そこで腹くくれよ」と思いながら、なかなかそうなり切れなかったシーンも見てきた。
 
「覚悟」をもって人生に相対しているか、「腹をくくっているか」
これすごく大事。
 
今晩はこんな思考をしながら、一つの気づきとして、人の言動を見て「覚悟」した人間か、そうでない状態かを何となく分かるようになってきている自分にも気が付いた。自分のことで言えば、2年前に全株式を買い取り、創業メンバーで構成された経営チームを一度リセットして、意思を持ってどういう経営チームを作るかを考える過程でほぼ一人役員となり、インフラ事業を段階的に独立させていくことを決断し、NOKIOOを第二創業として新しくスタートさせようと決めた時に「腹をくくった」のだと思う。今振り返ってみれば。
 
 
今年1年では、現取締役CFOの大倉さんがNOKIOOにジョインすると決めた時、そして中に入ってから様々な事が起こる中でのあるタイミング。
大型案件が火を噴き始めている時に自分が引き受けると動き出したメンバー達。
転職で入ってきてベンチャーの目まぐるしい変化と忙しさの中で折れそうになった時に「私それでいいのか?」と問い、「やりきる!」と決めたというメンバーの話。
 
いずれも退路を断って全身全霊で自責でやる、というスタンスの凄みを聞いた、感じた気がしてて、これを「覚悟」というのだろうと感じた。
 
仕事をしていると社外でも社内でもいろんなシーンに出くわす。残念ながら腰が引けてて、覚悟の感じられない人に出くわすこともある。
 
覚悟が試されるのは、環境や立場が大きく変わりそうになった時。その時に、腹をくくれるかどうかで、その後の歩みは大きく異なるんだろうなと思う。そういう意味でベンチャー企業の中では環境や立場の変わるシーンが頻繁にあるから、その都度「覚悟」を問われる。
 
 
リーダーが人を巻き込むこと、それはつまり巻き込んだ人の時間(つまりは命)を使わしてもらっている。巻き込み側の「覚悟」が感じることができずして、どうして人がついて来るだろうか?皆言わなくても、リーダーの覚悟を肌で感じている、はかっているのだと思う、無意識でも。
 
起業家と会っているとすごく元気をもらえるのは、起業家には大抵「覚悟」があるから。Hamamatsu Venture Tribeをやりながら様々な起業家に会う中で、この起業家マインドをもっと多くの人が持たないといけない・・・と感じていたけど、ある意味そのマインドの一つが「覚悟」を持って人生・仕事に正対しているかということなんだな。
 
 
関連記事・ブログ
2021.02.20
 
https://www.nokioo.jp/president/120?p=