2021.04.01

荒木博行さんとのパートナーシップについて

本日4月1日より荒木博行さんに、スクラ事業・アドバイザーというかたちでNOKIOOに参画いただくことになりました。
 
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≪荒木さんのプロフィール紹介≫
株式会社学びデザイン 代表取締役社長
慶應義塾大学法学部政治学科卒業後、住友商事入社、人材育成に関わる。
その後、グロービスに入社。グロービス経営大学院でオンラインMBAの立ち上げや特設キャンパスのマネジメントに携わる。2015年、グロービス経営大学院副研究科長に就任。
2018年、同社を退社後、株式会社学びデザインを設立し、代表取締役に就任。
Voicy「荒木博行のbook cafe」にて、毎朝書籍を紹介するとともに、書籍要約サービス「フライヤー」のアドバイザー兼エバンジェリストも務める。武蔵野大学教員。
著書に『世界「倒産」図鑑』(日経BP)、『見るだけでわかる! ビジネス書図鑑』(ディスカヴァー・トゥエンティワン)など。
 
 
僕の荒木さんとの出会い・接点は、僕がグロービス経営大学院のオンラインMBAの1期生として2015年から学び始めたところにあります。荒木さんのプロフィールにもあるように、荒木さんがオンラインMBA事業の立ち上げ責任者であり、かつグロービスの教員として僕の受講した「経営戦略」クラスの講師であり、オンラインMBA1期生の在学中の振り返りセッションなどのファシリテーターであり…と在学中にいろいろな立場・関係性で付き合いをさせていただきました。
 
 
↓↓↓オンラインMBA1期生の仲間と荒木さんと事務局・岡方さん(2016年)↓↓↓
 
 
 
 
そう言えば、荒木さんの経営戦略のクラス受講中が、ちょうど僕にとってはグロービスでのMBA生活が始まって半年ほど経つ時期で、膨大なケーススタディーを毎回毎回読み込み、アウトプット・アサイメントの提出の繰り返しをする中で、自分の頭のキャパシティーが遂にオーバーフローを起こし、もうギリギリで苦しい・・って時期だった覚えがあります。そうなった僕はDay5の提出アサイメントを目の前に、頭のCPUは目詰まりし、白紙のアサイメント(正確には、その時の目詰まりした状態を説明し、今後に向けてどう在りたいかを述べる文書を書いて)を出した記憶があります。
 
 
 
さて、そんな思い出話は置いておいて、今回荒木さんにアドバイザーとして関わっていただく意味合いや経緯をご紹介できればと思います。
 
 
僕自身がグロービスでの「学び」の経験を通して、自分自身の思考や行動をアップデートしたり、自分が変わることで周囲に影響を及ぼし、会社経営を変えていくということを経験しました。それまでも社会人になってから学びはしてきたものの、良質な学びを経験し、自分にとっての学びの勝ちパターンを習慣化し、一緒に学ぶ仲間のネットワークを作ることで、「学ぶことって楽しい」し、学んだことを実践して結果が出てきたりすると「学ぶ」ことがやめられなくなる、ことを経験してきました。
 
 
こうした自身の経験もありNOKIOOという会社自体が組織として「学び」を奨励し、学ぶ活動に取り組むようになってきていますし、2013年から取り組んできた子育て期女性の社会参画支援活動として行ってきた「ON-MOプロジェクト」「育勉セミナー」も活動が事業として昇華されていく方向性として、人材育成事業に発展していったのだと思います。
 
自社の組織内でももっと身近に「学びの場」が必要と思い、社内活動で諸々の学びの活動をしてきたり、「育休スクラ」を通じて育休中の人材に、会社から離れて時間があるときこそじっくり学べる場づくりをしたりということを通じて、僕らが行っていることは、「息を吸って吐くように学びを習慣化する」「歯磨きと同じように学びが習慣化される」ようなことだと思っていて、荒木さんの株式会社学びデザインの掲げるコンセプト
 
 

 
とも重なってくるのだと思っています。
 
 
今後、荒木さんと様々なディスカッションを行い、活動を共にすることで荒木さんの「学び」に対する様々な知見、ネットワークを活用させていただき、NOKIOOの人材開発・組織開発に関わる事業をますます発展させ、その先にNOKIOOと荒木さん双方が見ているミッションを遂行していきたいと考えています。
 
またスクラをはじめとした事業開発、事業発展で力を貸していただきながら、小川自身の経営をより洗練させていく機会にもしたいと思っています。既述したグロービス時代の荒木さんのクラス、その他の場での議論、その後の著書などからいろいろなことを吸収し、考え方や印象的な言葉やメタファーをいただき、実はここ数年間のNOKIOOの経営の中にそれらがエッセンスとして入ってきた現実があります。
 
 
例えば、2019年の経営方針書には、自分たちが地域社会や女性を入り口として人材開発の新境地を開くリーダー企業になりつつあることを、社員と一緒に自覚したく"Lead the self"状態から"Lead the people"状態になっているリーダーシップの旅を歩んでいるんだ、ということを荒木さんのイラストをお借りして表現したり、
 
 
 
 
今期の経営方針書内には今期の推薦図書として「藁を手に旅に出よう」が入っていたり、
 
 
 
荒木さんのクラスで自分の中にインストールされ、自分の血肉になった言葉や考え方を、会社マネジメントの場面で使わせてもらったり。
例えば「バッティングセンター症候群」とか、「バカなる」「サッカー型or 野球型か」「最小不幸追求か最大幸福追求か」「決め方を決める」とかね。
 
 
ということで、心強い新たなビジネスパートナーとまた一緒に走れることに有難みを感じながら、また事業を遂行していきたいと思う新年度の始まりでした。
 
荒木さん、これからよろしくお願いします!!