2018.06.06

「リアル・はまてなし」に参加して感じたこと、気づき3つ。

6月2,3日に浜松・渚園を中心に「リアル・はまてなし」が開催された。
運営側・参加者側として、両方の立場で参加して感じたことをざっくばらんに。
 
HamaTenaseeとは何かはこちらを。
運営する地域協議会をNOKIOOと浜松ベンチャー仲間の株式会社こころ様、ファイナンス面と地域ネットワークと弊社のお客様の立場で支えていただいている浜松信用金庫様と、ここ1-2年連携した活動が非常に増えてきた浜松市様とで構成した。
 
 
感じたこと1つ目
 
ガラッと空気を変えられる、コトを起こせるキーマンを自分の会社や地域に呼び込んでくることがとても重要だと考える。で、そのキーマンを引っ張り込んでくるための最大の要因はそこに「誰がいるか?」ということ。素晴らしい自然があり、食があり、生活空間があったとして‥‥人を呼び込むには弱い。なぜなら、そうしたものは全国を見れば津々浦々それぞれ同じようないいものがあるから。でも、ヒトは唯一絶対無二。小川は浜松にしかいないし、こころの渡邉さんも浜松にしかいない。
 
今回のHamaTenaseeを推進していったのは協議会代表(NOKIOOの取締役)の大倉さん。
 
↓これ大倉さん
 
 
 
彼は浜松に縁もゆかりも無い中で1年前にNOKIOOにジョインするというきっかけで浜松に来た。彼が浜松にいるので、浜松でこうしたHamaTenaseeのような風が起こっているという認識。
 
今回の「リアル・はまてなし」で浜松で活動する行政や地域金融機関職員、ベンチャー起業家、農業者など様々な立場でありながら同じような変革マインドを持つヒトと、浜松の外から来た参加者が触れて、語って、共感して、一緒に何かをしたいと思えるきっかけを作ったことは、それが次にまた浜松に縁もゆかりも無かった人をこの地域に引き込んで、その人がきっかけになってコトが起こっていくんだな、と思った。
こうやって、1つ、2つ、3つ・・・とキーマンを浜松に呼び込むことが、浜松の風を変えることにつながっていくのだと思う。
 
僕は鈴木康友市長の「えこひいき」という言葉と文脈が大好きで、「やれるヒト」にえこひいきして、機会を作っていかないと大きく変わっていくことはできない。
 
 
2つ目
 
NOKIOOがキャンピングオフィスを活用したワークスタイル変革を推奨する関連もあり、今回の会場はスノーピークのキャンプギアを中心としたキャンプスタイルで展開した。現場設営から運営、撤去までをNOKIOOメンバーや大学生ボランティア、地元ネットワークの有志で行った。
一連のキャンプギア展開の中で、人の仕事の仕方の特性がよく出るなと感じた。自分自身の動き方を見ても、チームの中での指揮の仕方や、注意を払うポイントなどを振り返ってみると、実際に会社経営や仕事の中での思考や動き方ととても似ている。客観視して変えなければいけないスタイルもたくさん見えた。
だから何?というところまでは至っていないが、一緒に動くメンバーはどんな動き方が得意なんだろう?ということを理解したり、自分の動き方や立場をキャンプという場ではあえて変えてみて、視点を変えてみるとか… いろんな活用の仕方がありそうだなという気づき。
 
 
3つ目
 
外の人から自分を、あるいは自分の組織を、地域を評してもらうことの大切さ。中にいる自分たちでは正確に評価することができないが、他者から評される中での気づき。
二日目のパネルディスカッションの中でもそれに近い話が合ったけど、
↓これ
 
 
(ヤマハ発動機 グローバル人材開発部 木村晋也さん、 ファイナンシャルプランナー 池田亮平さん、 NOKIOO取締役CFO 大倉正幸さん、株式会社TMAコンサルティング  代表取締役 浅沼宏和さん)
 
 
「水の中に住んでいる魚は、水のことが当たり前すぎて評価できない」
「浜松の人は自分たちのことや地域いいものに対して謙虚(卑屈)すぎる」
と言ってたけど。
 
自分自身の話をすると、約2年ぶりにゆっくりと話したグロービス時代の学び仲間・田上あやのさんから、深夜の焚火タイムに小川から出てくる言葉に対して感じることをフィードバックをもらった。特に今の自分のコンディションが、あらかじめ用意した言葉でもって、その言葉をなぞった語りをすることが最近多く、本来持っている自分の言葉の力を発揮しきれていないのでは?と思っている状況だったので、発信に対する短期視点の準備、例えばどうプレゼンする?とかではなくて、普段からの人との様々な対話を通して言葉のストックを作っておくような長期視点の準備が必要だな、という気づき、をいただいたり。
 
 
とりあえず3つの気づき。以上。