2020.11.23
3年NOKIOOでコミットして“いっちょまえ”になろう
20代後半とか、30歳手前で、今の働き方・キャリアにモヤモヤ感を抱えているけど、浜松にUターン・地方移住してみたいとは思ってるけど、でも・・生涯かけて取り組みたいという仕事という観点ではまだ模索中。そんな状況ではキャリアチェンジができない。でも焦燥感はある。そんな人にNOKIOOを一つの選択肢として提示したい。
NOKIOOでまずは3年コミットして取り組んでもらうことが、その後の人生においての糧に必ずなると思いますので。
なぜなら、
- ・マルチタスク、指示型マネジメントは極小で、自主裁量の大きい働き方・動き方が求められる。
- ・次々に起こるプロジェクト・新たなイシューに向き合う日々、
- ・メンバーがそれぞれの場所で働きながら、デジタルコミュニケーションツールを駆使してコミュニケーションを取り、
- ・それを埋めるためのface to face機会を意識して作り出し、ラウンドロビンランチなどを使って関係性を醸成させることも自分の働く場を作り出すスキルだということが理解ができ、
- ・社内勉強会edge nokiooでは自分の学んだことを抽象化してメンバーに発表する機会が設けられ、
- ・毎日の日報で気づきの言語化が求められ、
- ・社外からプロジェクトに参画してくるパートナーも多々いる中で、そうした社外メンバーとの協働のチャンスがあり、
- ・がゆえに、社内で通じるロジックではないロジカルシンキングで議論・コミュニケーションをすることが求められる。
- ・入社した社員に対して、全員ロジカルシンキング研修を僕が講師になって実施。
- ・Vチャレにおいては「あなたはどうしたいの?どうなりたいの?何を目指すの?」が裏の問いとして投げかけれられ、自分自身の中長期スパンのキャリアに向き合わなければならない。
- ・毎日、社長ラジオと取締役・小田木さんの「今日のワタシに効く両立サプリ」のボイスコンテンツを聴くことは、どう働くか?を考える機会。
などなど、毎日ハードです。
こんな3年間をNOKIOOメンバーとしてコミットして過ごしてもらえれば、3年前とは比べ物にならない思考力と、仕事を捌くスピード感、自身を律して自分でコントロールする自己マネジメント力、そして自分はどうしたいのか?を描くキャリアデザイン力みたいなものが育まれ、人材価値はグッと上がっていると思う。
ただし3年間“コミットして”取り組めば・・だが。
こうした働き方や取り組みを直接的には強制しないし、外から強制してできるものでもない。それぞれが自分の中にやり切るコミット感(強制力)が無いと意味のある3年間にはならないのが本当のところ。
ちなみに過去のブログでも書いたが、人の「覚悟(コミット)」って“見えるもの”なので、どんなマインドで臨んでいるかはもちろん見えてます。
※ちなみに・・・余談ですが、面白いことに僕のこのブログ記事「「覚悟」をもって仕事と人生に向き合っているか・・」が、アクセス解析を見ていると今年の4月以来トラフィックが急激に増えていて、どういうことでしょう?コロナ禍で在宅ワークが全国的に増えた時期と重なるようで、世の働く多くの人が「仕事と覚悟」について考えることが増え、「仕事 覚悟」ってググったら出てきたのかな?
本題にもどりますが、こうして過ごした3年間の力を発揮して、NOKIOOの中の新たなプロジェクトや事業、あるいは新しい役割でチームを率いてもらったり、経営に近い場所で役割を担ってもらえれば素晴らしいし、その時、自分がどうしてもやりたい、次のステージだと思えば社外にそれを探しに行けばいいと思う。
僕ら経営陣としては、そうやって3年コミットして実力を上げてきたメンバーが、次のステップで挑戦しうる場を会社の中に作り続けないといけないと思っている。
多くのメンバーがそう言うのを耳にするのだけど、この1年間にいろいろなことがありすぎて、ふと振り返ると1年前にあったことが3年前か5年前のことのように思える。それだけ論点が多い時間を過ごし、濃密な時間を過ごした結果、自己成長につながっているのだと思う。
大学院時代にお世話になった荒木博行さんの、最近の著書「藁を手に旅に出よう」に書いてあったが、“戦略的”とはどういうことか?それは考える時間軸の長さと考える論点の多さの二軸で考えた時に、時間軸が長く、扱う論点が多い状況で考え・意思決定することが戦略的な思考ということだそうだ。この説明がすごく分かりやすく、最近はよく使わしてもらっているが、一定期間に自分に負荷をかけて多くの論点に向き合う時間の過ごし方をしなければ、同時に多くの論点をさばいていく戦略的な思考のできる人材にはならないということであろうと理解した。
この本もNOKIOO若手人材には必ず読んで欲しいということで僕からの紹介が全社ミーティングでされている。
なお、先ほど紹介した過去ブログの「「覚悟」をもって仕事と人生に向き合っているか・・」内で書いた下記の箇所。
“転職で入ってきてベンチャーの目まぐるしい変化と忙しさの中で折れそうになった時に「私それでいいのか?」と問い、「やりきる!」と決めたというメンバーの話。”
これって誰かって明かすと2017年9月に入社してきた村田亜希子さん。村田さん、そういえば今年の9月で丸3年間をコミットして過ごしてきたな、と。また新たな役割を次々とつかみつつ、挑戦して成長してるな、としみじみ。このブログを書いている2020年11月23日・勤労感謝の日に思いました。村田さんの勤労に感謝だ。