2017.09.14
Hamamatsu Venture tribe 1st meetup
素晴らしいスタートをきれたと思います。
将来、浜松から世界を変えるベンチャーが生まれた時に、浜松で子供たちの憧れの職業が「起業家」となる日が来た時に、思い返すと一つのスタート地点がこのイベントとコミュニティ「Hamamatsu Venture tribe」であるかもしれません。
9月12日、Hamamatsu Venture tribeの初のイベント「Hamamatsu Venture tribe 1st meetup」が開催されました。
総勢約60名が参加し、そのうち起業家やその予備軍が4割強、残りが支援機関や投資家などのベンチャーを応援する人たち。鈴木康友浜松市長もお越しいただきました。
スタートはこのオープニング動画から。
冒頭、このコミュニティの発起人である僕から、この会のコンセプトと思いをお話しし、その後はVenture Tribeの5人からそれぞれ自己紹介と思いを語ってもらいました。
今回は、5名のアントレプレナーにピッチをしてもらい、それに対してオーディエンスを交えたオープンディスカッション、そして鈴木市長からそれぞれコメントをいただきました。
会の後半はネットワーキングタイムです。
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この会が生まれるきっかけは遡ること今年の4月末。
東京でこころの渡邉社長とご一緒する機会があり、赤坂から東京駅に向かうタクシーの中で、「浜松の本気ベンチャー企業が中心になって自分たちのプロモーションを行わないか?」という呼びかけから始まった。じゃあ、巻き込むならスプライザ・土井さんとリンクウィズ・吹野さんと、パイフォトニクス・池田さんだろうと。
世の中は大きくパラダイムシフトしている。どういう事が起こっているかを個別具体的にここで書いても仕方ないけど、最近便利な言葉を覚えたのでそれで表現するならば「VUCA(ブーカ)」な時代である。将来を見通すことが極めて困難な時代。
一人の職業人としてどういうスタンス、マインドセットでこのVUCAな時代を生きていくかを考えた時に、起業家精神(アントレプレナーシップ)をもって生きることが、多くの人に求められていると思うし、そういう心で生きることが本当に人生を楽しくすると思う。
いつも勝負している感覚。
僕は、そういうマインドセットを持っている人と仕事をしたいし、一緒にいたい。
誰しも少なからずこうした起業家精神的なものを持っていたとしても、人の心の在り様は慣性の法則が働くから、長らくそういう思いを持つことの無い状態が続いてしまうと、起業家精神は潜在意識に潜ってしまうのだと思っている。NOKIOOの存在が、そういう人たちの起業家精神を潜在意識から少しでも顕在意識に持ってこれると、すごく存在意義があると思う。
たまたま何かの偶然で、僕やNOKIOOを発見してもらえたのであれば、一生懸命語って、伝えて、起業家的に生きることの楽しさ、素晴らしさ、そしてなぜそういう生き方が求められているのかを語ることはできるけど、小さなベンチャー企業ではなかなか存在に気が付いてもらえない。そんなジレンマを感じながら会社のプロモーション活動を続けてきた。
でも、同じことを思っている起業家の仲間が浜松にはいる。
あれば、僕ら5人が思っていること、見ている世界・角度感は非常に近いものがあるから、集団で発信し、事を起こし、旗を立てていこうと。そうすれば発信力や影響度が5人で5倍ではなく乗数的に増えていくのではないか、と。
裏でそんな思いもあり発足した
「Hamamatsu Venture tribe」
コミュニティの主旨・目的は
●行政、支援者主体ではなく僕ら起業家が主体になって周りを巻き込んでいくこと。
●浜松のベンチャー企業、起業家が集団出世するためのプラットフォームになること(1社ではn成しえないことを集団で成す)
●心にアントレプレナーシップの気質を持つ人をあぶり出し、気軽に臆せず自分の思い、志、事業を発表できる場を作ること。そういう人たちを巻き込むこと。
今後は定期的にこのピッチイベントを行ったり、勉強会を行ったり、場所の提供を行ったりしたい。ベンチャー企業らしく、アジャイルにやってみて、改善してみて、大きな目的に到達するための活動をメンバーと継続していきたい。
個人的には、今回のイベントを通じて、参加してみて、自分自身の不足している能力やありたい姿も見えてきた。同じ匂いのする部族(tribe)だから、学べることも一杯ある。
このコミュニティでの活動を通じて、僕自身もより起業家として経営者として磨いていきたい。集団出世に遅れぬように(笑)
最後に、
Special Thanks
大きな方向とビジョンは語るが、細かい準備が下手くそなTribeメンバーを裏で支えてくれました。
浜松信用金庫の辻村さん。
無理な当日直前のお願いにも関わらずオープニング動画の作成と、当日のカメラマンを引き受けていただいた深瀬さん。(ごめんなさい、写真が無かった)
そして、第1回目のピッチ引き受けていただいた
Dexi 杉田策弘さん
タベボラ 岡田万悠里さん
イージステクノロジー 茅野修平さん
sakeexperience japan 井谷健さん
浜松ジュニアアスリート 若松一也さん