2019.08.25

大人も子供も高校生もミライの「働き方=生き方」を考えよう!

8月24日。さなる予備校が主催する「2019ミライのはたらきかた」イベントに参加してきました。
 
 
 
 
高校生を対象とした、進学やその先の「働く」ということに触れたり、考えたりするイベント。予備校が“働く”という進学の先にあることを高校生に考えるきっかけを持たせ、働くから引き戻して近くにある現実“進学”をとらえるきっかけを作るなんて素晴らしいですね。僕の高校時代にもこんな機会があればよかった。僕は予備校大嫌いで自分で何とかする!とひねくれてたので、あっても行けなかったでしょうが。
 
 
僕が参加したのは、起業家グループ。浜松磐田信用金庫の辻村さん(社内起業家ですね!)や、ぬくもり工房の大高さん、山の舎の中谷さん、ワインハウス新美の新美さん、株式会社アーチの松本さんと一緒に高校生向けに、起業家の生き方、キャリア、考えていることなどをお話ししてきました。
 
 
一緒に登壇した起業家メンバーそれぞれの、今に至る紆余曲折な人生の話を聞くのが楽しく、それぞれのメンバーがやっぱり平凡な経験ではない、変わった経験の中で、自分って何だっけ?の問いを持ち続けて起業や今に至るんだなという共通点を感じた。
 
 
高校生からの質問で「やりたいことが見つかっていない」「どうやって探せば」という問いがあったけれど、その問いって言い換えると「自分って何だっけ?何をするために生まれてきたのか?」だと思うから、その問いを常に持ち続け、問いから逃げずに様々な経験をしていくことの先にきっと何かが見つかるだろうよ、ということでしょうね。
 
 
僕は高校時代からその時代の大きな価値観や流れに身を委ね、そういう問いを強く意識することなく流れてしまった。昭和な、20世紀的な価値観で見れば、よい大学に進学し、安泰な大企業に入ったのだろうけど、そこで働き始めてからふと、そういう問いにぶつかり始めた。そこから世にいう順風満帆なキャリアステップを捨てて、思いっきり振れ幅大きく地方にUターン、中小企業に飛び込むということを経験し、その経験の中でその問いに向き合ってきたのかな。そんな感じの話を高校生にさせてもらいました。伝わったかな‥雰囲気だけでもいいです。
 
 
さなる予備校の仕掛け人、高校の同級生である岩倉万友美さん、お疲れさまでした。素晴らしい意義あるイベントでした。
 
 
さて、先週は8月20日 はNOKIOOが企画・運営し、浜松市から委託を受けている「ミライの働き方2019」プロジェクトのスタートの講演会を沢渡あまねさんを招いて実施しました。
 
 
 
 
 
奇しくもさなる予備校のイベントと同じ名前。
大人も子供も、どんなキャリアの人も高校生もみんなこれまでの時代の「働く」を疑い、自分自身が考える「未来の働き方」に向かっているんですね、そういう時代です。
こういう機会を通じて、各々が社会の定義する「働き方」ではなく、自分のものさしで決めた「働く」を持てるようになっていくと、元気な社会になっていきますね。