2018.03.30

エンパワーメント “empowerment”

経営理念っていうのは、そんな変わるものではない、変えるものでもない・・・でしょうが、
 
 
NOKIOOは昨年5月に経営理念を改訂しました。
 
2011年の創業から2016年までを第一ステージと捉え、昨年2017年からは新しい経営チームとメンバーでの第二ステージの出発。それに際し、再度自分たちの存在意義を確認、定義するということで、これまでの経営理念が意味してきたところを確認し、そしてこれからのNOKIOOの目指していく姿をイメージし再定義をしました。
 
 
昨年から掲げている新理念は、
 
 

「価値創造と努力・誠実さで つながる人と社会をエンパワーメントする」

 
 
です。
 
 
創業時の経営理念と大きく方向性は変わっていませんが、2011年の創業時のイメージしていた世界観、巻き込む「人」や「社会」の範囲からすると、第二ステージでとらえている世界観・範囲はだいぶ大きくなっているイメージを持っています。
 
 
NOKIOOではメンバーと理念を唱和するようなシーンは特に設けていません。一字一句間違えることなく「言えること」に意味はなく、むしろこの理念の中に込められている思いや、どういうことが理念を体現しているのかな、ということが理解しあえていることがすごく大事だと思っています。だから、中に含まれているキーワードが思い出せ、それの意味するところなんかを共有できるといいですね。
 
 
 
今回のブログでは理念の中に含まれる「エンパワーメント」という言葉のイメージすることをお伝えできればと思っています。
 
 
ここ直近で、何度か「エンパワーメント」という言葉で、まさに具体的にイメージしていることがありました
 
 
 
 
お取引先の社長から弊社のメンバーに商談の際にいただいたフィードバック。
IT講座(H29年度に開催した研修サービス)に参加していた女性社員が、受講を重ねるごとに「変化」していったのを目の当たりにして感動したご様子。
会議での発言や、仕事への取り組み姿勢、自信がついたご様子とのこと。
今後も外部の女性社員との交流で、もっと刺激を受けて欲しいというご意向。」
 
 
 
実は僕のいとこが関東に住んでいますが、3月に東京で開催した育勉セミナーに参加してくれたみたいで、
「…帰りの電車で小田木さんの新聞掲載の記事を読みながら涙を堪えるのに必死でした。
妻になり母になり、悩みながらの毎日で、子育てにも自分にも自信を失いかけていた
ところだったから…本当にこのタイミングでセミナーを受けて良かったと思っています。…」
 
 
 
私たちの活動やサービスがきっかけで、それに触れた人が勇気づけられて、力を湧き出させ
ることにつながっていくと素晴らしいなと思い、そんな思いで昨年4月に理念改定時に「エンパワーメント」という言葉を選びました。
 
 
こうした事例は、顕在化してきたフィードバックのごく一部であり、潜在的にはNOKIOOとそのメンバーの活動の周りにこんな状態が少しずつ増えてきていると思うと、自分たちの存在意義をあらためて感じることができます。
もちろんまだまだ発展途上、未熟な組織ですので全てのお客様やビジネスパートナーに同じような影響を与えられているとは思っていませんので、日々向上することを頭において…
 
 
経営計画書冊子では、エンパワーメントを補足する説明として、
 
 
 
 

「人や社会に夢や希望を与え、勇気づけ、人が本来持っている素晴らしい、生きる力を湧き出させること - NOKIOOは社会と対等な立場でエンパワーメントしあう関係でありたい。」

 
としています。
 
こういう役割を担えた時、それを感じられた時に、自分たちの存在意義や目的を深く理解できるのだと思っています。
昨年のハーバード大でのザッカーバーグの祝辞スピーチにも同じようなエッセンスがありましたね。
 
「「目的」というのは、僕ら一人ひとりが、小さな自分以上の何かの一部だと感じられる感覚のことです。自分が必要とされ、そしてより良い未来のために日々頑張っていると感じられる感覚のことなのです。「目的」こそが本当の幸福感をつくるものなのです。」
 
ですね!