2017.06.30
年1回のお互いの成長の確認と、志を確かめる場。
明日から?というより、今は既に深夜2時となっているので、"今日"から2日間に渡り年1回開催される、僕にとってとても大切なカンファレンスが開催される。今年は福岡。
通っているMBAビジネススクールが在校生を中心に、卒業生、ファカルティ、そして志高く社会を変える起業家やイノベーターを集めるカンファレンス。
「あすか会議」
2015年は仙台で開催され初参加。
被災地・東北で開催され、津波で全てが流された宮城県・山元町で覚悟を決めてITベンチャーから農業ベンチャーに飛び込み、自分の使命を感じ、全うしようとする同世代の起業家を見た。
あまりに強い刺激を受け、その後、東京で会ってもらい、言語化できない自分のありたい姿や、悩んでいることを話した。
同世代が、どう生き、どう社会に関わり、どう社会を変えていくかの生き様を見せられて、自分自身の在り方や僕の会社が、社会にどういう影響度を与えていくべきなのかのスケール感を考えるきっかけとなった。
カンファレンスの最後では、田坂広志さんの言葉に確信をもらった。
「小賢は山陰に遁し、大賢は市井に遁す」「一期一会」「正対」という言葉をもらい、自分のやってきたスタンスに間違いが無いことの確信と、それを突き詰めていく勇気をもらった。
浜松市長・鈴木康友さんとも浜松でベンチャーをきっかけに地域を元気づけよう、立ち上がろうと誓い、志の共有をした。康友市長とはこの場がスタートだった。
2016年は地元浜松での開催。
オンラインでつながる絆と広がりを感じた。
これから10年経つと、人が生きる場所の割合がリアル:ネット(バーチャル)=●:●の比率が、現在よりも圧倒的にネット(バーチャル)に移っていく。そんなネット空間の中で、生身の人間と信頼関係や思いの共有ができるのか?
それができるんだ、ということを感じた昨年のカンファレンス。
藤原和博さんに、「成長社会から成熟社会」「正解ではなく納得解」。これから3つ(あるいは4つの)の軸を広げ、その三角形(あるいは三角錐)の大きさでキャリアを考える。ピークを何度も作る八ヶ岳のキャリアを歩んでいくこと、という、僕が潜在的に感じていたけど、なかなか言語化して表現できなかったことを、見事に整理して、時代的コンテクストにのっけて表現していただき、「そうそう、そういうこと」という表現の仕方を得た。今のNOKIOOの組織運営に大きく影響を与えている。そしてNOKIOOメンバーを含め、自分自身も将来を見据えてありたい姿の具体的表現を得た。
さて、明日から2日間福岡でどんな時間を過ごせるか。
今期、様々なことがあり必ずしも順風に来たわけではない。
今日、明日を一つ転機として、前に進むための気づき、方針を得られる場にできるといい。
一生涯に渡って付き合える本気の仲間との出会いのきっかけになるといい。
まってろ、福岡。
前日夜、夜も更けてその気になってきたぞ。
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