2016.10.19

G1 Chubu in Hamamatsu

 
 
先週末に開催されたG1中部に参加をしてきた。
 
 
 
G1が掲げる精神は、僕は本当に大切にしなければならないと思うし、この精神は「G1精神」として掲げられているけど、自分自身の大切にする精神として「いただいて」しまいたいと思う。
 
  • 批判よりも提案を

  • 思想から行動へ

  • リーダーとしての自覚を醸成する

 
 
G1にはいくつかの層のカンファレンスとフォーラムがあるが、その目的は
 
『混迷する世界の中で日本再生のビジョンを描くために「G1」は生まれました。多岐に亘る分野の第一線で活躍するリーダーたちが集い、互いに学び、議論し、行動につなげるための場です。』
 
 
 
今回は地元浜松で開催ということも有り、推薦をいただいて参加させてもらった。
 
 
最も心に残った言葉はスズキ自動車・鈴木修会長の
「全勝でなくていい、8勝7敗でいい。考えていては始まらない。動け!」という言葉。
 
 
 
全体を通して感じたこと。
 
インダストリー4.0やIoTで変わる社会、NPOや行政・民間企業が連携して地域社会の課題に取り組むこと、などをテーマとした分科会に参加したが、各論は置いておいて総論として。
 
 
これからの社会を作っていくうえで、1社、1者の中に閉じて収益性や事業性を評価していくのではなく、公益的な視点で「三方よし」的な状態を作り上げられるか、という視点、価値観が必要で、これまでの資本主義に基づく社会システムではない新しい社会システム、価値観のもとにこれらのこと、例えばIoT活用社会や、地方創生社会が成しえられていくのだろうと感じた。
 
 
どうすればそういう公益主義的な、「三方よし」的な精神が社会全体の価値観になっていくのか。
まさに各界で活躍するリーダーが、こういうG1のような場所に集まり、考えをぶつけ合い、新たな社会価値を形成していくことが重要で、こうした場から社会的な空気感を変えていけるのだと思う。そこには企業の大小は関係ないし、官も民も学も参加してこなければならない。
 
 
そして、自分がそこに加わっていけることの喜びを感じる。
ここ最近、社内外でNOKIOOとしてのビジョンをお話しさせていただいている中でよく話をしているが、大きく社会がうねっていく時代に、僕ら世代が中心プレーヤーとして社会活動、事業活動に関われているというのは本当に幸せなことだと思うし、一方で大きな使命を負っていることを感じる。
 
 
グロービスやG1にある独特の空気感。これが僕は本当に好きだ。
こうした空気感を世の中に広げていけると、日本はもっともっと良くなる。
 
マインドをG1精神にして、物事をもっと高所から見て、自分で考えて、そして現場で実行する。そんな決意を再度確認させてもらえる素敵な時間、空間だった。
 
 
最後にこういう場を作っていただいたG1ボードメンバー、事務局、堀さんに心から感謝するとともに、この機会を活かして自分が飛躍をしなければならない、そうすることが感謝の一番の表し方だと思う。
 
 
  • NOKIOO
  • 小川健三