2015.03.10

浜松にスタートアップ文化を作るために

昨日は僕の所属するあるネットワーク(勉強会)の集まりに浜松市長・鈴木康友様にお越しいただき、お酒を交わしながら多くのお話を伺い、勉強させてもらった。
 
 
 
大変オープンにお話をいただける先輩で(高校の先輩でもあり)、浜松の持つ可能性や、行政の在り方、浜松の街中開発における問題点(なかなか根の深いあれこれな話も含め)、そして康友市長の多くの人脈との出会いの話から、今におけるそうした人脈とのお付き合いの話など、尽きることのない楽しいお話を伺えた。
 

今回の懇親会、実はテーマは「浜松のスタートアップ」について。
今回の司会進行役である株式会社アライブ社長の須山さんが設定され、康友市長がお越しになられる前に彼と話していたが、浜松のスタートアップを盛り上げるために何が必要かということ。
 

僕はとにかく外の地域からエネルギーあふれ、優秀で、スタートアップからスケールアップをさせる「その気」がある『人』をここに連れて来て、この地でスタートアップさせ、僕らのような若くて成長を目指す企業やそうした起業家達と交流させることだと思う。
 

昨年後半からこの地域の支援機関や金融機関でも創業セミナーや、創業相談などが積極的に行われているが、ほとんどというかほぼ全て対象者や支援者はこの地域の人たちである。ビジネスのエリア的な領域は無くなっているのに、そしてその外の領域にビジネスを広げていくための「知」や「技術」は域外の人たちが多くのものを持っているのに、地域内だけで地域の人たちを対象にしたスタートアップ支援をしても、大きなものは生まれない。
 

東京まで新幹線を使って直ぐ、温暖で、人口規模があって・・こうした地の利を生かして優秀な起業家に起業の地として浜松を提供する、彼らと域内の起業家を交流させて異なる文化や技術をくっつけてイノベーションを生む、そんな方向性が浜松にスタートアップ文化を作るために必要ではないか。
そんな考えを話していた。
 

懇親会は康友市長がおおよそ90%はお話されてて、話を差し込む隙が少なかったので、この考えを議論する時間が乏しかったが、自己紹介の時にこうした考えをお伝えさせていただいたので、お約束いただいた次の機会に掘り下げてお話ししたいと思う。