2019.08.07

今日から海辺でリモートワーク。今月末はテレワーク・デイズ浜松2019。

今朝は5時前に起床。5時から瀬戸内の浜辺でリモートワークを開始しました。
 
 
朝方の涼しいうちに浜辺で諸々の仕事を片付けることと、少し思考時間を作って、方向性を出したいイシューに対してこういう時間で思考にふけるのは贅沢時間。
今日は親類のうちに子供を預け夕方までは海辺で仕事、明日は松山市内のコワーキングスペースを使い、明後日も大分市内のコワーキングを使ってみようと思います。
 
ノキオスタイルというNOKIOOのワークスタイルに対する取り組みにおける一つの制度「旅先どこでも!オフィス」。2年ほど前に作られたワークスタイル制度です。まだまだ活用事例が社内で少ないので、僕自ら活用して、帰省と、子供の夏休みと、大分市にいるメンバーの平野さんと一緒に働く時間を作ろうと、今日から実践です。
 
他のメンバーの「旅先どこでも!オフィス」事例はこちら
https://www.nokioo.jp/workstyle/23?p=
 
 
こうして自らテレワークをすることによって、見えてくるテレワークの可能性と、これをより組織内で有効的に使うためには足りないものは何か、使う個々人にどんなマインドや工夫が必要なのかをこうした機会に感じようと思います。
 
 
 
こうした“テレワーク”を皆で考え、議論し、地方都市の浜松がテレワークという働き方にどう向き合い、どう取り組んでいくかを考えるきっかけとなるイベントを今年も「テレワーク・デイズ浜松2019」ということで8月29日に取り組みます。
 
 
昨年のテレワーク・デイズ浜松の取り組みをきっかけにつながった沢渡あまねさんが地方への移動、移動手段を含め地方でのテレワークを考える『テレワークから始まる近未来。ワークスタイル×MaaS×地域活性を語る!』というセッションを展開してくれたり、
 
 
以前から親交のあった大野浩誠さんがトークセッションで話をしてくれるということで、こちらも大変楽しみです。大野さんはソニックガーデンでプログラマーをしていて、フルリモートワークをしています。僕もソニックガーデンさんは「納品の無い受託開発」が発信されていた時代から注目しており、このところ代表の倉貫さんの発信などもインプットしながら、リモートワークと組織づくりと、新しい組織マネジメントの考え方にとても興味があるので、お話を聞けるのすごく楽しみにしています。
個人的に聞いてみたいのは、こういうリモートワーク、テレワークをベースとした働き方のベースには、メンバーに対する性善説による考え方と、従来の管理的思考ではない非管理のマネジメント(それでも日本語にすると“管理”)が大切だと思うのですが、経営の中の様々な場面でモンスターの様に性悪説思考や管理思考がどうしてもひょこり顔を出してくる場面やそうせざるを得ない場面がある中で、両者の折り合いをどうつけていくのか、そんなことを聞いてみたいですね。
 
個人的に、こうしたテレワークやリモートワークを実現させるうえでの、マネジメント思考・手法についてイシューを持っているので、それに関わるヒントもこのイベントでの各セッションや参加者との交流から得られるといいと思ってます。
≪参加者絶賛募集中です。浜松エリアからも、浜松以外からも!!この日はコワーキングスペースを開放してますのでまさに浜松でテレワークの機会を≫
 
 
 
あと、直近の気づきとしては社内勉強会のEdge NOKIOOでテーマとして取り上げさせてもらった「アフターデジタル」。
 
 
オフラインである世界が無くなりつつあり、オンラインがオフライン世界を包含する社会の中で、ビジネス戦略の考え方としてOMO(Online-Merge-Offline)という概念が紹介されており、NOKIOOの今後の戦略を考えたり、事業を進める中でメンバー間でそういう思考や概念を共有することがすごく大切だと思い、とても参考になる本だったと思うし、メンバーとの勉強会で取り上げられてよかったと思うのですが、
 
(画像出典:株式会社ビービット)
https://www.bebit.co.jp/about/book/article/afterdigital
 
 
このOMOという概念がまさにワークスタイル変革のベースとしても適用できるし、そうやって仕事の大半をデジタル領域に持っていくことが、データを駆使し、効率化につなげたり、ビジネスチャンスをとらえたり、自分自身やメンバーの働き方を変革していくための材料を提供するのだと感じた。
僕の今日からのリモートワークも、仕事をしている場所はほぼデジタル領域内で仕事をしていて、Microsoft Teamsを使ってメンバーとコミュニケーションをし、SNSを使って情報発信し、zoomを使って社外パートナーとオンラインミーティングをすることで、オンライン上での仕事が展開される、一方で年に数回しかない貴重なオフラインでの面直のコミュニケーションを大分在住メンバーとする。こういう仕事の仕方は、まさにデジタル領域が主であってオフライン活動はそこに包含され、オフラインの意味合いが貴重なヒューマンタッチな場であり、そこがお互いの共感やロイヤリティーを高めていく場であり時間になっていくということ。そういう機会にしたいと思います。