2016.07.20
これからうん十年生きてく力を養おう!『NOKIOOビジネス基礎力講座』
7月16日に顧問の有賀貞一さんに講師をお願いし「ビジネス基礎力講座」を丸一日かけて開催。
マネジメントの基礎、コミュニケーション、文章の書き方・まとめ方をメンバーで学んだ。社内でも折に触れて言ってますが、とにかくビジネスベーシックな力と、ヒューマンスキルを磨いていくことに人材開発投資をしていくのだと。
そして、それは個々が自己啓発をすることで実現できるかもしれないけど、こうやってメンバーが集まって共通の事を学び、それに対する解釈や意見を表明し、理解を合わせていくことに強い意味があると感じている。
結局、ビジネスにもマネジメントにも正解はなくて、納得解をメンバー間で形成していくしかない。その時に、同じ言葉に対しての理解や解釈度をどのくらい事前に合わせられているかが、納得解を形成するにあたって重要だと思ってる。
僕が、ここ数年、なぜベーシックなことを組織で学んで、個々の力にして、それをアウトプットしようと言っているか、メンバーにもぜひぜひ理解してもらいたいと思い、研修の頭にはあれこれ話をさせてもらった。
簡単に言うと、
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僕は実際にかなり落ちた時期があって、その時に藁をもすがる思いで学んで、実践してみて、先が少し拓けた気がして。学びと実践と、実践からのさらなる学びがとても素晴らしいものだと感じたので、その素晴らしさを皆にも共感してもらいたい、から。
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5年後のビジョンは立てているけど、10年、20年後はよくわからない。人も社会もビジネスも劇的に変化しすぎて事業の予測を立てるのは難しいけれど、NOKIOO出身の人がNOKIOOの魂、新しいことにチャレンジする、学んで実践して価値を作る、的な魂、これを世の中に提供できればいいと思う。今、何かの縁で一つのタイミングに一緒に集まって切磋琢磨していることが意味づけられる気がする。
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NOKIOOも第一ステージの“個”のステージから、“共働”のステージに移り、役割や立場を超えていかにチームメンバーをマネージするかが重要になってきている。
こんな事が頭の中にある。
今回が初めてだったが、こういう機会を繰り返し繰り返し持っていきたい。
昨年から、何度か教育界のさだまさし・藤原和博先生のお話を聞く機会があり、本も拝読したが、7月3日に浜松で生の藤原先生の講演をお聞きした。
僕が描くこれからの個人のキャリアや仕事とのかかわり方、個人と会社の在り方について、言語化するのが不得手な僕は、うまく言語化ができずにいたけど、そうそうそういう事!!とロジカルにご説明いただいた。
この考え方は非常に面白いし、僕の価値観に近い。
ぜひ読んでみてください。
「納得解」という言葉も藤原先生の言葉。