【イベント開催報告】11月19日開催 「家庭でできる未来型子育て」講演会
PAST _ 2017.11.22
11月19日(日)浜松市中区の遠鉄ホールで「家庭でできる未来型子育て」講演会が開催されました。登壇者は、多数の著作と東洋経済オンラインで大人気連載を執筆中の教育家・石田勝紀氏を招聘しました。また、同じく浜松初登壇の岡内彩氏は「トヨタ式カイゼン」を一般企業や家庭に展開するコンサルタント。経営者や管理職の男性からも関心が寄せられました。
今回のイベントは弊社が運営に関係している一般社団法人育勉普及協会が今夏に行ったクラウドファンディングでの目標達成を記念して主催し、弊社の運営で開催されました。
申込者は、クラウドファンディング支援者、弊社が持つ5,000人超の育児中女性の会員組織であるON-MO会員を中心に約120名にお集まりいただきました。当日の様子をライブ配信、講演会翌日の11月20日時点での総閲覧回数が1,572回に上りました。
通常「教育講演会」というと教育者や保護者の集客がメインになる所、それだけでなく女性支援活動を行う市議会議員、要職につく金融機関や商工会議所の男性、地元大手企業子会社経営者などにもお越しいただきました。
今後、労働人口が大きく減少していく日本では、女性活躍が国家的テーマである中、静岡県は特に県外流出率が全国ワースト4位であり、出産・労働の双方において中心となる25-39歳の年齢層の女性の転出が超過しているという深刻な課題があります。今や自治体のみならず、多くの企業でも女性の社会参画・女性登用に対して非常に強い危機意識を持っている中、「静岡県人口減少対策への提言(H26年12月)」にて掲げられている一つの解決策が「働く女性や若年女性が活躍できる環境整備」とされています。それには当事者たる働く女性、若年女性の意識変容を進めることはもちろん、彼女たちを支える男性、自治体、企業のサポートが不可欠と考えます。
本講演会は、女性の社会進出を支援しながら、それを取り巻くステークホルダーが抱える課題解決を図りたい行政・企業側のリクエストにも応えている内容ともなり、多くの賛同を得ることができました。
今回の講演会のテーマは「未来型子育て」
●大人自身がイキイキと楽しく生きる。その姿が何よりも子供へのメッセージ
●やることを細切れにして見える化。できている、進んでいる実感を見える化して自己効力感を作る
●時代や世代が変わり価値観は多様化、世代間で変わってきている。それを良しとして認める、理解し合う
母親が育児と社会活動を両立できるための思考・行動習慣を身につける支援を行う育勉普及協会の理念とも重なる内容でした。これら「未来型」の提言が、働く女性や若年女性の転出超過という地域課題を解決するカギとなるのではないかと考えます。
≪講演会の配信動画はこちら≫
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