2019.11.29

雑談・コラボレーションも“量から質へ”

先日、全社の情報共有ミーティングでNOKIOOの自称:雑談王の日置さんが、その日のミーティング進行役&3分スピーチの役割だったので、その3分スピーチの中で“雑談”をテーマにした話をしていた。
 
 

NOKIOOは雑談の多い職場だと思うし、最近は意識をして例えばマーケティング事業のミーティングのアジェンダに入る前に中原さんがザッソウタイムを設けたりしている。そんな中で雑談から生まれる相談や気づきなどもありすごく良いと思う。一方でオフィスで雑談から抜けて、集中タイムや取り組む仕事に向き合う時間の確保も必要で、両者のバランスが必要ですよね、と感じます。

 

 
といった主旨のスピーチでした。
 
 
NOKIOOではここ数年の取り組みとして、まさにメンバー間の雑談が起こりやすい仕組みと文化を作ろうとして、様々なことに取り組んできている。
 
 
例えば、
●1年間で各メンバーが1対1の総当たりでランチに行っておいで!(ランチ代会社で出すからさ)、というラウンドロビンランチ。
 
●社内SNSを通じたちょっとしたメンバーの発信の場
●ミーティングであえてアジェンダ設定をしない。(社内の人は分かると思うけど、ミーティング名が●●ミーティングではなくて●●トークとしたのもそういう意図)
 
など、こうした仕組み的な取り組みと、個々が持っている情報や考えていること、モヤモヤしていることも「オープン」にするというカルチャーを作ることに取り組んできた結果が、徐々に組織の雑談力、雑談量を上げていることにつながっているのだと思う。
 
 
組織として雑談力が上がってきた中で、日置さんの指摘もよくわかる。
 
僕もどこかのタイミングでオフィス内に、集中BOXみたいなものを作りたいな、とも思っていた。
https://telecube.jp/
 
 
日置さんがいいイシューの投げ込んでくれたので、僕の考えていることを表現したい。NOKIOOも僕も次はそういうステップでありたいよね、という意思も込めて。
 
 
雑談やメンバー間のコラボレーションの前提に、そこに加わる人が持つ深い思索と、オリジナリティーある考え方や意見と、自分はこうしたいという世界観が無ければ、雑談は本当に雑談で終わるし、コラボレーションから何も生まれないというということ。だから一人の時間、集中タイムが一方でとても大事で、その一人の時間に自分の頭でじっくり考え、向き合い、自分の世界観を作れているのか、ということを自分に問うておきたいと思った。
だからここ最近SNSを通じてオンラインでも常に雑談状態にあり、スマホからひっきりなしに情報が飛んでくるし、こっちもそれにレスするし、のある意味雑談状態が四六時中続くことに対して、意思をもって離れるタイミングを作ることは大事で、外からの情報を切った一人時間状態を確保して、自分の頭で問いを立てて、それに向き合うことを大事にしたい。
 
こうなっていくと、他者との雑談やコラボレーションの質がきっと上がっていくんだろうなと思う。
 
日置さんが言ってた集中タイム、籠るタイミング・場所と言ってた意味合いの中には、集中ワークだけでなく集中的に思索する、思考する、自分に向き合うという意味も含まれていたんだろうと思い、僕の考えとマージしてブログで表現しておいた。