2018.03.18

浜松ベンチャー & キャンピングオフィス week

今年の3月第3週は「浜松ベンチャー & キャンピングオフィス week」。
 
 
(3月13日 はましんチャレンジゲート最終選考会)
 
浜松信用金庫様が運営される起業・事業化へのチャレンジプログラム「はましんチャレンジゲート」の最終選考会。
 
僕は今回このプログラムの中の起業家メンターという立場で関わらせてもらった。静大発ベンチャーのプログラミング教育に取り組むプログメイトの棱野さんのメンターとして、12月から今回の最終選考会まで、数回のメンタリングを通して、事業計画に対するディスカッションパートナーを務めた。
最終選考会ではコミュニティー部門、ベンチャー部門合わせて10組の最終プレゼンテーションが行われましたが、皆さんのプレゼンテーションは実は9月末の時点(書類選考通過者プレゼン)で一度聞いていましたが、半年経過後の今回のプレゼンテーションでは、それぞれの発表内容、事業計画のレベル感、それぞれの事業のコンセプトやビジョンが数段レベルアップをしていた。メンター制度いいね!!
 
過去の僕のブログでもメンターの大事さ、については書いたけど、新しくチャレンジをする人にとって思っていることをアウトプットし、フィードバックを受けるのは本当に大切だし、ある程度時間をかけて理解度を深めて事業計画にアドバイスしてもらわないと、ちょっとした1-2時間では到底深い理解に至るとは思えず、特定メンターがつきっきりで取り組むチャレンジゲートはいいプログラムだとあらためて思った。
 
 
 
ちなみに僕の最近の悩みは、直球のフィードバックが足らないこと。2年前に360度評価プログラムを受けて、自分自身のリーダーシップの現状の自己認識と他者認識のギャップを知ることで、何が足りず、何を伸ばすのかを考える機会を作ったが、久しぶりにやろうかなと。
 
 
(3月14日 Hamamatsu Venture Tribe 3rd meetup)
 
 
昨年9月に始まったHamamatsu Venture Tribe。
あらためてこのコミュニティーの目指すものは、
 
●行政、支援者主体ではなく僕ら起業家が主体になって周りを巻き込んでいくこと。
 
●浜松のベンチャー企業、起業家が集団出世するためのプラットフォームになること(1社では成しえないことを集団で成す)
 
●心にアントレプレナーシップの気質を持つ人をあぶり出し、気軽に臆せず自分の思い、志、事業を発表できる場を作ること。そういう人たちを巻き込むこと。
 
 
鈴木康友浜松市長や静岡大学副学長の木村雅和さんにもご参加いただき、まさにピッチをしたベンチャー起業家が、行政や大学からの協力や支援をこちらから引き出していくという「起業家が主体になって周りを巻き込む」ことにつながっていった。しかもその場でその時にっていうのがいいね、スピード感あって。
 
毎回、オープニングでは僕からコミュニティーの目的・ビジョンと近い将来に出さなければならない成果を話しているけれど、このコミュニティーの中から成長・スケール・exitするようなベンチャー企業を作っていかないといけない。
 
粘り強く継続することと、継続している間に参加しているメンバーの事業が上昇したり、触発された参加者から起業家が生まれたりすること。螺旋階段を上っているようなイメージを作ろう。
 
 
(臨時キャンピングオフィス & 「21世紀型思考の「働き方改革」セミナー」)
 
3月14日から19日までは浜松信用金庫様にご協力いただき、板屋町支店3階を臨時キャンピングオフィスにさせていただいた。
 
週明け月曜日まで。 臨時キャンピングオフィス 浜松信用金庫 板屋町支店にて - Spherical Image - RICOH THETA
 
1月末に御室理事長をはじめとして浜信の改革メンバーと会食させていただき、かつ弊社のサテライトキャンピングオフィスを見学いただいたことから始まった今回の取り組み。トップ層が従来の金融ビジネスのパターンから新しい取り組みを模索されているので、ベンチャー企業の進取性とすごくマッチする。
 
 
期間中には先ほどのベンチャートライブの実施や、浜松信用金庫様の育休中の女性社員向け「育勉セミナー」、一般の方を招いた「育勉セミナー」、はましん職員向けのキャンピングオフィス見学会や、弊社のメンバーは臨時キャンピングオフィスをこの期間の仕事場所にしたり・・・・いろんなコンテンツを持ってくることで、多くの人が交わる場が作れている。
 
3月16日にはスノーピークビジネスソリューションズの村瀬社長にもお越しいただいて、『「自然に戻る」「本質を考える」21世紀型思考の「働き方改革」セミナー」』を実施した。
 
前半は僕からNOKIOOの働き方「ノキオ・スタイル」の根底に流れる考え方「21世紀型キーワードを取り入れた働き方マネジメント」をお話しし、後半は村瀬社長から、人と人との関係性を上げることが真の働き方改革や生産性向上につながるということで、村瀬社長が18年間やってきた(村瀬さんは岡崎に拠点を置くハーティスシステムアンドコンサルティングの創業社長)取り組み事例と、チームや社員の関係性向上に必要な考え方やプロセスをお話しいただいた。
 
「コミュニケーションの質と量のマネジメント」という話があったが、ハーティス様の人材マネジメント、人事上の各取り組みにこのマネジメントの意思が注入されている。僕の話の21世紀型キーワードをいかに各取り組みに“意思を持って”注入していくか、という部分にも通じる考え方だと思った。
 
これから村瀬さんとはスノーピークビジネスソリューションズのパートナーとして、一緒に展開できることを楽しみにしている。浜松・静岡エリアにもキャンピングオフィスソリューションを広めていきます。
 
 
明日は朝からNOKIOOメンバーは臨時キャンピングオフィスに出社。
新しい働き方への挑戦を自ら実施し、スタイルを作っていきたいね。
 
 
チャレンジゲートからベンチャートライブ、働き方改革セミナー、そしてこの臨時キャンピングオフィスの全てにご尽力いただいた浜松信用金庫の辻村さんにはSpecial Thanksです。メッセージもらいましたが、「(お互いの立場で)いろんなやり方で盛り上げていきましょう!!」ですね(^^)/