ワークスタイルブログ

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2018.03.02

全員“クリティカルシンキング”

皆さん!クリティカルシンキングって知ってますか?
 
クリティカル=批判的?
シンキング=考えること?
 
普段仕事の中で、考えることって繰り返し繰り返し行われていますよね。
 
その“考えること”を考えることです。
”考え方”の方法を整理して説明できるようにすることです。
 
NOKIOOでは2年前から新入社員から役員まで全員がこの「クリティカルシンキング研修」を受講し、論理思考に使うフレームワークの理解に取り組んでいます。
 
 
この2月スタートの社内クリティカルシンキング研修は、先日Day3を迎え、講師役を務める社長の小川と、昨年8月以降にNOKIOOに入ったメンバーが一緒に脳みそに汗をかきながら「思考のトレーニング」「論理思考」「思考のメタ認知」中。
 
 
 
なぜ時間とコストをかけて、全員でこの論理思考に取り組むのでしょうか。
 
 
NOKIOOは次世代のワークスタイルに取り組む中で、物理的に離れた空間でもコミュニケーションをとりながら、正確に仕事のやり取りを進めていくことでチームでの成果を出すこと。多様な人材をチームに巻き込み、これまでのキャリアや経験が異なるメンバーが協働すること。または社外のビジネスパートナーも巻き込み、新しいチームでプロジェクトを進めること。こうしたワークスタイルに挑戦をしています。
 
 
そんなスタイルへの挑戦の中で経験してきた苦労や課題を超えるために取り入れられている取り組みの一つが“全員クリティカルシンキング”なのです。
 
 
仕事の内容があいまい(職務定義がされていない)、要求事項もそれに対するアウトプットもあいまい、顔を突き合わせて会話をして同じ空気感を作っていることが何となく仕事を進めている“雰囲気”を作る。こうした生産性の高くない状態が、働き方改革を阻害する要因の一つになっていると思いませんか?
 
 
NOKIOOは創業当初、限られた資源と時間の中で何とか売上を作り、会社として立ち上げをしていくという状況において、個々が収益に直結する活動に極力時間を割けるように、といきなりテレワークから入りました。
 
 
2011年頃、世の中で言われてきたテレワーク、ノマドワーク、ってこういうことか。
先端的?結構自由で、自分の仕事に集中できていいかも?
とメリットを早速感じながらも・・・・
 
起こってきた現実的な課題にはこんなことがありました。
 
・グループウェアなどのオンラインコミュニケーションツールを使って、文字ベースで意思疎通をしようとするけど、うまく伝わらない。意見の相違などをオンラインツールを使いながら、議論し始めると「妙な気持ちの悪い」状態になってくる。議論をツール上で完結させるところまで至らず・・・夜寝る時も何となくモヤモヤ。
・指示事項に抜け漏れがあって、情報を受け取った側の作業や行動が意図したものにならず、結局何回もキャッチボール。
・意見や主張の背景にある根拠や前提が伝わらず、コミュニケーションがすれ違う。
・相手がすぐそこに見えないことが不安を増大。怒っているのかな?私の意見に反対してるのかな?どういう背景があってああいうことを書いてきたのかな?
・結果、短絡的に何となくやっぱり顔を突き合わせて会話して、ニュアンスを感じ取って・・をやらないとダメだよね、という風潮が生まれ、テレワークができる状況があるのに何となく事務所に集まってくる。そこで会話をしても、こうした現象はさほど解消しない。
 
 
こんな経験を組織としてする中で、気づいた大事なことはメンバー間の「視点合わせ、言葉合わせ」が絶対的に足りてないこと、そしてメンバーの論理思考力、論理的コミュニケーションの力が不足していること。
 
メンバー間の、あるいは顧客をはじめとしたビジネスパートナーとのコミュニケーションのロスを無くし、意図していることの伝達度合いを上げていくことが、結果的にコミュニケーションをスムーズにし、生産性を上げるし、新しいテレワークのような働き方に通じるということでした。
 
 
メンバー全員が、物事の思考プロセスや、それを伝えるためのルールやフレームワークを理解することになれば、メンバー間のコミュニケーションの中でたとえ違和感や認識が合わない場面があったとして、何が前提としてずれるから認識が合わないかが見えて来ませんかね?
こうした思考方法やコミュニケーションが、これからますます働き方の多様性、人材の多様性を進めていく中で重要なことだと考え始めたのです。
 
 
NOKIOOでは、一時期の全員完全自由のテレワーク勤務状況から、数年前に全員基本的に出社する、という方針に切り替えたタイミングがあります。その時に社長の小川がメンバーに口酸っぱく言っていたのが、「全員出社で顔を突き合わせられるこのタイミングの間に、組織内での「視点合わせ、言葉合わせ」を集中的に行う。」でした。
メンバー間で、この部分の認識を合わせ、かつメンバーがきちんとした論理思考で物事を見たり、コミュニケーションができるようにならないと、物理的に離れた環境下でメンバーが仕事を始めても、個々の単体ワークの生産性は上がったとしても、チームとしての仕事の連携という意味では全く生産性が上がっていかない、と考えたのですね。
テレワークの否定ではなくて、テレワークのような次の時代の働き方に移るためにチームとしてのチームメンバーの基本スキルを上げておきましょう!という意味だったと思います。
 
 
これから「働き方改革」の結果として、
・様々な制約・制限のあるメンバーがリモートワークも取り入れながら連携をする。
・労働人口が減少し、人材難は免れられない現状。ポイントはいかに同じ人員で生産性を上げていくかという視点にシフトしていく。
 
こうした状況が起きていくことに備えて、今のうちからメンバー間の「言葉合わせ、視点合わせ、思考合わせ」がとても大切になってきますね。
 
 
さて、今回の社内クリティカルシンキング研修では、グロービス経営大学院のクリティカルシンキング研修の動画教材を見ながら、メンバーが日々の業務の中で感じているリアルな課題感を相互にアウトプットし、議論することで理解度を深めていきました。
 
 
 
 
キャンピングオフィスで、自然な環境の中で開放的に、自由な発想で、発散思考をしていくことも大事ですが、思考のベースに論理思考・論理コミュニケーションができる、理解している、使えることが大前提としてあり、時として意識してその思考を外していく、そんな思考を操れる人材が増えていくといいですね。
 
さて、クリティカルシンキングを社内に取り入れてみて・・・・
 
 
アカウントマネージャーはクライアントへの企画書の展開に取り入れてみました!
 
WEBデザイナーは、デザインという感覚的なものを、それでも相手にどう伝えるかの手法としてクリティカルシンキングの「枠組み」設定をして、伝えようとする努力の仕方が分かりました!
 
 
メンバー間の議論や顧客とのやり取りの中の様々な場面でこの要素が入れられ始めているように思います。