ワークスタイルブログ

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2020.06.04

妖怪「常識」に向き合うための3つの策~『職場の問題かるた』より~

みなさんこんにちは。

「働き方改革」「生産性向上」言えど叫べど、なかなか変わらない職場のどんより景色。

「どこから変える!?」「いつからやるの!?」たまるモヤモヤモ。みなさんも思い当たる節があるのではないでしょうか。

このコラムでは、NOKIOO顧問の沢渡あまね氏監修の「職場の問題かるた」(技術評論社刊)を使い、職場の「無理」「ムダ」「おかしい」について提言をお届けします。

 

<今回のテーマ>

お:「おかしい!」……ってだれも思わないのかなぁ

出展:『職場の問題かるた』(技術評論社 作:沢渡あまね/絵:白井匠/CV:戸松遥)より

 

◆日常の景色に身を潜めている、妖怪「常識」

社内の習慣や間接業務、「おかしい」と思っていても誰も口に出さない。あるいは、「おかしい」とすら思っていない。

その背景には、さまざまな「常識」が控えています。

・書類は、紙に印刷して押印して郵送するのがあたり前

・打ち合わせは、会議室に全員集まって行うのが常識

・営業活動=テレアポをするのが当然

妖怪「常識」が厄介なのは、「常識」の名のもとに、毎日悪気なく繰り返されている習慣行動となっており、それ自体が時代遅れになっていると気付かれにくいこと。

センスのある誰かが「おかしい」と気付いても、習慣化されているため、勇気を持っていいにくい。挙句の果てに「まあ、お給料もらえているんだし、ほんとうは面倒くさいけれど、我慢料だと思って淡々とこなせばいいか」。と、自分自身を正当化し、問題が顕在化しないまま終わってしまいます。

しかし、組織が時代遅れ、無駄だらけの仕事にまみれてしまう。これは非常に危険な状態です。

 

◆妖怪「常識」に向き合うための3つの策

では、妖怪「常識」に向き合うためにはどうしたらよいでしょうか。

ここでは3つの策を提示します。

(1)外を知る

井の中の蛙は、成長の敵です。まずは外を知りましょう。

・講演会に参加して、他業界のやり方を知る。

・本を読んで、新しいマネジメントのやり方を仕入れる。

・業界他社の人たちと交流する。

・外部の専門家を呼んで講演会を行う。

・転職者の意見に耳を傾ける。

などなど、やり方はいくらでもあります。

 

(2)若い世代の意見を聴く/任せる

「40歳越えたら、どんなに頑張ったって下りのエスカレーターを駆け上がろうとするようなもの。若手には叶わない。だから、自分たちで頑張ろうとせずに、若手に任せるのも大事なんだよ」

ある老舗製造業の部長のとても印象的な一言でした。

最新のテクノロジーや、フットワークの軽い若手のほうが敏感で、かつ良いやり方を知っている可能性も高いです。

これからの時代を創るのは、若い世代。彼ら/彼女たちに任せるのもマネジメントです。

 

(3)定義・測定・改善。そして振り返る

定義して→測定して→改善する。これは業務改善の基本です。

たとえば、あたり前のように行っている会議やテレアポなどの営業活動。

週に何件実施して、何人が、どれくらいの時間をかけて、どれだけが成功したか? 

メモをしてデータ化して、グラフにしてみてはいかがでしょうか?

その結果を、組織のメンバーで眺めるだけでも、「これって無駄が多いんじゃない?」「もっとイケているやり方があるのでは?」と、健全な問題意識が刺激されることはよくあります。

 

◆常識をアップデートできない組織に未来はない

最後に、妖怪「常識」をあぶりだすための4つのフレーズを紹介します。

職場の皆さんで読み合わせをして正しく「ドキっ」としてみてください。

「経営層のあたりまえは現場の非常識」

「50代のあたりまえは20~30代の非常識」

「事務職のあたりまえはエンジニアの非常識」

「昨日のあたりまえは今日は非常識」

常識をアップデートできない組織に、未来はありません! 健全な問題意識と、健全な成長欲求に素直に、職場の景色を変えていきましょう。

 

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『職場の問題かるた』
べストセラー『職場の問題地図』から生まれた、働き方改革の最終兵器。
みんなが思っている、けれどなかなか口に出せない職場の問題を「あ」から「ん」までのかるたにした職場に常備しておきたいコミュニケーションツールです。
▼職場の問題かるた特設ページ
http://gihyo.jp/book/sp/karuta/shokuba

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