ワークスタイルブログ

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2018.07.04

新時代が来る!人生を楽しむ仕事・LIFEを実現する【未来の働き方】

こんにちは。ON-MOチームの俵山です。
 
 
6月28日(木)アクトシティ浜松にて、「新時代が来る!人生を楽しむ仕事・LIFEを実現する【未来の働き方】」講演会を浜松市主催、NOKIOO企画・運営にて行いました。
 
 
 
 
講師は、東洋経済オンラインで大人気連載中の石田勝紀氏。石田氏より、AI時代に求められる人材像とその教育法を解説いただいたあと、育勉普及協会理事(NOKIOOのON-MO事業責任者)の小田木より、そんな新しい時代の働き方を応援する浜松市事業についても紹介させていただきました。
 
 
子育て中の方を中心にたくさんの方にお越しいただき、講演後も残って質問をされていく方が多く、熱気に包まれた講演会となりました。これからの時代、教育・働き方の両面で、大人である私たち自身がどのように変わっていかなければいけないか、多くのヒントをいただける内容ではなかったかと思います。
 
 
AI時代―人工知能の進展によって、今ある職業の約半数がなくなる時代が来る、というのは、すでに多くの方が耳にされていると思います。このショッキングな転換期において、私たちはどのように変わっていけばいいのでしょうか?
 
 
石田氏は、それを端的に示す一つとして、今の時代を牽引している企業、すなわち世界の株価時価総額ベスト5に入る企業を挙げていました。1位から、アップル、アマゾン、マイクロソフト、アルファベット(google)、フェイスブック、です。
 
 
キーワードは、デジタル、ネット、テクノロジー。好むと好まざるに関わらず、今はもうこれらを外して商売は成り立たない時代になっているといいます。みなさんもインスタグラムに代表されるSNS・写真が世の中に与えている影響、ユーチューバーなど新しい形でサービスを提供する人が誕生していることなどはすでに身近で感じておられると思います。
 
 
これは、単なるIT技術の進展、といった側面にとどまりません。人々の価値観が、使う側(消費者側)だけでなく、発信する側(生産者側)で大きく変化しているということ、すなわち、これまでのような「人と同じであること」よりも「新しい考えを生み出すこと」「人と異なる考えを持つこと」が評価される時代になってきているということなのです。
 
 
このことは、「何でも人並み=平均的にできることが重要」「嫌なことでもやるべきことをやっていたら保証される」といった考えが主流だった昭和の時代からの大きな転換を意味しています。
 
「こうあるべき」よりも「楽しさ・ワクワク感・面白さ」などの個々によって違う感性の方が重視され、才能や好きなことを仕事にしやすい時代になってきているといえるのです。
 
文科省で出されている2020年度からの教育改革もその流れに沿っています。学校の授業も「アクティブラーニング」といった「対話」「グループ討議」などの学び方に変わり、いずれ教師は「教える」役割から「ファシリテーター」へと変化していくといいます。
 
 
大学入試も、これまでの「どれだけインプットしたか」という知識の測定だけではなく、表現力などアウトプットも求められる形へ変化していきます。
 
このように教育の場でも、「自分で考え、表現し、判断し、実際の社会で役立てられる力」をつけることが求められ、入試でもそれを問うようになっていくのです。
 
ではその力をどのようにつけたらいいのしょう?
 
 
石田氏は、家庭での具体的な教育方法として、いわゆる5教科をまんべんなくできるようにするよりも、「好きなこと・得意なこと」に集中させ、日常生活すべてから学ぶような環境をつくること。そして主体的に考えさせるために、子どもには「なぜだと思う?」「どうしたらいい?」という問いを投げかけ、対話型で子どもを育てていくことを提案しています。
 
さらに重要なのは、社会で役立つ人材になるためには子ども自身が「人のためになるのが嬉しい」と感じる子になること。そのために家庭では「ありがとう」「助かる!」などの言葉がけをしていくことが、子どもが幸せな人生を送っていくためにとても必要であるということを、具体例を出して解説いただきました。
 
仕事でも同じく、考える力、コミュニケーション能力、自分の意見を言う力、チームワークなどが重視され、「人と違うこと」はむしろ価値として扱われる時代になっていきます。
 
 
時間と場所で評価されていた時代から、時間と場所で縛られない時代へ。
固定化された価値を守る時代から、多様性や柔軟な変化を求める時代へ。
 
 
子育てや介護などで制約があっても、それをカバーした自由な働き方ができ、自分の才能をきちんと生かすことが可能になる。制約をマイナスとすることなく、より本質的な部分で評価してもらえる。そんなスタイルへとシフトしていくのではないでしょうか。
 
講演会内でも紹介させていただきましたが、NOKIOOが今取り組んでいる浜松市の事業はまさにそういった時代にこそ活きる人材を育成し、その人らしく活かせる場を提供するという内容です。
 
 
 
 
 
事業で提供する教育プログラムは「未来型スキル」と謳っていますが、実は単なる「ITスキル」だけではないのがポイント。まさに石田氏がおっしゃっていた21世紀型の思考、氏の言葉を借りれば、新しいソフトウェアを手に入れるだけでなく、それを動かすための「OS」のバージョンアップを行うのが、大きな特徴です。
 
 
そして、そうした新しい「未来の働き方」ができる組織というのは、まだまだ多くはないのが現状です。20世紀型の組織、いわゆる昭和の考え方・価値観で動いている企業も今はまだたくさんあり、21世紀は「未来型」と「昭和型」が混在する時代がしばらく続きます。
 
では、どうやって21世紀型へシフトしている企業を探すのか?ネットワークを重視している21世紀型企業は、従来のような求人媒体での募集を行うことはあまりなく、多くが口コミや人のつながりで人材を募集し採用しているという実態があります。
 
そこで、浜松市とNOKIOOでは、そのネットワークを活用して、新しい働き方が可能な企業を紹介し、お一人おひとりに合った企業と個別にマッチングする、というサポートを行います。
 
石田氏からも「ものすごいことを市がやるんですね」とコメントいただくほど、本当にこれからの時代に必要でありながら実際にはなかなかない企画であり、またとないチャンスではないかと自負しています。説明会の日程も残りわずか。少しでも興味のある方はぜひ足を運んでいただけたらと思います。
 
 
昭和に生まれ、そこで教育を受けてきた私たちが直面する、時代の大転換期。石田氏の講話を聴きながら、新しい時代の到来にワクワクする一方で、経験したことがない未知の世界に、多少の不安を同時に感じたのも事実です。これまで大事にしていきたことや、これなら認めてもらえただろうというスタイルが通用しない、と思うと不安になる気持ちもありますが、しかしながら、これから求められることを聞けば聞くほど、より「人間らしい」「本来の姿」へと社会が向かっていると感じるのは、私だけではないのでしょうか?本来の自分の姿や能力が問われるようで少し困惑するけれど、むしろそのほうが本質的で楽しいはず。そもそも人はみな違っているのだから、考え方や価値観が違って当然。それが活かされ、かつそれぞれが調和していく世界が来ると思うと、やはりワクワク感の方が強くなるのです。特に20世紀型と21世紀型が混在している今は、私たち一人ひとりに「これから、どっちで生きたい?」と常に問いかけられているように感じます。そして今だからこそ、その新しい一歩は「重く勇気のいる孤独な決断」ではなく、「かなり気軽に、同じ方向を向く仲間と始められる」。それもこれまでの「集団=みんなで」ではなく、「ネットワークで有機的」な動きになることは間違いないです。一緒に新しい一歩を!NOKIOOが応援していきます。