2019.09.18

働き方の工夫や改善は、ある時から勝手に動き出す?

転がり始めるまでの最初の一押しについては結構大変だけど、一度転がり始めると力を加えなくても転がり始める。
そんな例えってよく使われる例えですが、働き方改革も一緒の感覚だなと、ほんとこの2,3か月で感じてる。
 
 
NOKIOOでは全てのメンバーが日報を毎日(日報だから当たり前)書き、社内SNSツールを通じて、全メンバーに共有をしてます。かれこれ続けること1年ぐらいかな。
 
 
基本的に社内でクローズドにしなければならない情報は、人事や経営の本当に未確定事項の一部、個人情報のみであって、あとは社内のメンバーに自然と流通したほうがいいに決まってる、というポリシーが僕(NOKIOO)の中にあります。そうしないと、社内でコラボレーションなんて起きようがないと思っていますし、僕らみたいなベンチャーは小さなピボットを重ねながら常に流動的に動くから、その兆しみたいなものを日々の動きの中でメンバーと共有していないと、さすがにメンバーは不意に思わぬ方向に動いたらビックリするし心の準備が整っていない。ほぼ全ての情報がオープンになっていれば、そうした兆しや事前検討の情報は流れて来るし、キャッチできるわけだから、ビックリはするけど実は心構えなんてできていてスムーズに動けたりしてしまう。
 
こんなことを考えながら、1年ほど前から日報の徹底と、それを全てオープンにすることを続けてきました。
 
 
僕らの日報のフォーマットには「4.本日の振り返り・気づいたことなど」というパートがあって、ここに最近書き込まれることが面白い。
ちなみに僕はこのパートが結構重要だと思っていて、日々の仕事の中で具体的に起こったことをいかに自身の血肉にする学びに昇華させるか、気づきとして抽象化して、自身のストックにするか、それをし続けることで格段に仕事力が上がっていくと思っています。
 
そして、ここ最近はメンバーが自分自身の働き方や仕事の進め方について振り返り、それをメンバーと共有していくこということが起こり始めている。
 
 
 
今年4月に入社したマーケティングソリューション事業部の今西さん
 
『先日の沢渡さん講演の話と繋がりますが、タスクを受ける際に期日感の共有はとても重要だなと思いました。
-新たな突発タスクが発生した際の優先順位付け・スケジューリングがスムーズにいくため。
マーケ事業部の皆さま>
中原 昌幸さん、外山 達哉さん、鈴木 大智さん、日置 則子さん
タスクご依頼時、優先度低でいつでもOKなもの以外は、期限or希望完了日もお知らせ頂けると助かります。
(今日明日レベルor今週レベルなどのざっくりでもかまいません)
ご協力のほどよろしくお願いいたしますm(__)m』
 
とか、
 
今年5月に入社した女性活躍推進事業部の尾内さん
 
『・・・単に働く時間を区切るだけではなく、一つひとつの業務にかかる時間を精査したり、着手する前にその仕事の目的とレベル感を図ったりすることで、格段に生産性は上がっていくとのこと。私は今まで自分のペースで仕事をしてきてしまったところがあるので、時間に対して甘く、今回のアドバイスをもとに来週から意識的に仕事していきたいと思いました。…』
 
といった具合に。
 
そして、それを全メンバーが認識して自分にも取り入れ、他メンバーの働き方に協力し、と。
 
 
冒頭述べた「力を加えなくても転がり始める」そんな感覚です。素晴らしい!