2020.09.05

Voicyで音声チャンネルを作りました。

9月1日よりボイスメディアプラットフォームの「Voicy」でNOKIOO(取締役 小田木さん)のチャンネルをスタートしました。
 
https://voicy.jp/channel/1240
 
 
Voicyは個人的な利用としてはもう2年超でしょうか。日々の隙間時間や通勤などの移動時間の車中で定番となり、日々の耳からのインプットにすごくいいし、自分の関心分野の情報収集や考え方を得るために活用をしてきました。
 
 
そして今年1月からは、僕自身もチャンネルの一部を持つことに。知人のふくおか食べる通信を運営する梶原圭三さんのVoicy番組で隔週1回の枠をいただき「小川健三の浜松発Regionalワークライフスタイル」という番組を通じて発信。音声での発信側に回ることによって、そのスタイルの可能性を感じ、4月1日以降はコロナによる在宅ワークスタイルが強まる中で、社内に対しての情報発信やメッセージ伝達手段として「社長ラジオ」を平日朝に展開。延べ配信回数も100回を超えてきました。
 
 
 
さて今回のブログではこのコンテンツを聞いて欲しい方はどんな方かということと、音声メディアを通じて自社チャンネルを作った意図・狙いとについて紹介したいと思います。
 
 
まずは番組紹介
 

今日のワタシに効く両立サプリ

小田木朝子@育休スクラ

 
チャンネルコンセプト:
「仕事も家族も自分も大事にしたい。」そんなワーママが、出産後の変化を柔軟に乗り越え、仕事がもっと楽しくなる“知恵とヒント”を、平日の毎朝10分で配信します。
仕事・キャリア・人生に効くサプリメントを、音声であなたに。
 
パーソナリティープロフィール:
育休女性のためのオンライン・スクール「育休スクラ」を運営。「仕事が好きだし、楽しい」と言い合える女性が増えることが喜び。2回の育休、2回の転職を経て、現在人材育成・組織開発を行う株式会社NOKIOOの役員。静岡県在住。
 
 
この番組をぜひ聞いていただきたいのは、まずは育児期女性のみなさん。
男性には無い出産・育児(もちろん男性も育児参加ですが、母親には変わってあげられないものがありますよね)と仕事や自分自身の人生をどれも充実させ、大切にしていきたいと考える女性には、多大な負荷がかかっていますね。その負荷を自身の考え方を変えたり、少し学んで自身の器を広げることで結果的に負荷を下げることができたり、周囲の協力を得ることで状況が変わってくると思います。そうしたことを実践してきた小田木さんの苦労話や、NOKIOOでの働き方、女性も含め働きがいある会社作りをしてきた取り組みを通じて、自身の考え方や、自身の働きかけで周りを少しずつ変えていくヒントを得てもらいたいと思います。
 
 
そして、NOKIOOで働いてみたいと思う方やNOKIOOメンバーの皆さん。
僕たちが大切にしている考え方、生き方、働き方を小田木さんの言葉を通じて発信しています。決して僕らは「働きやすさ」を追及しているのではなくて、個々のメンバーが自己変容をして、ストレッチして、環境変化を受け止め・自ら変革を起こしていく、そんなアスリート系の目的志向の強い組織を作っていきたいと思っています。私はそこまでは・・・という方はご遠慮いただき、我こそはそういう環境で自己鍛錬して自身のバリューアップをしたい、そういう環境で切磋琢磨したい、その結果「働きがい+働きやすさ」を得たいという方、ぜひまずはNOKIOOランチセッションへ。
 
 
そして、実は女性に限らず、全ての働く人にとって大事なことを言っていると思ってますので、要するに働く人みんなに聞いて欲しいと思ってます。
 
NOKIOOの人材育成や組織開発において大事にしているのは
 
・考え抜く力(シンキング)
・チームで働く力(チームワーク)
・前に踏み出す力(アクション)
 
だと思っていて、これに関するエピソードや考え方の紹介がされています。
 
育児期を迎え働く環境が一気に変化を迎える時に、その状況を乗り越えるのにこうした力が必要であり、だからその時期の女性人材に絞った人材育成(例えば「育休スクラ」とか)を展開しているわけですが、これらの力は繰り返しですが、働く人みんなに必要な力。自分のことに置き換えてみてヒントになると思います。ぜひお聴きください。
 
ちなみに上記3つの力は経済産業省経済産業政策局 産業人材政策室が2018年に発表した「人生100年時代の社会人基礎力」について、というところでも述べられています。 
 
 
 
ぜひ番組のフォローと、コメントをお願いします。パーソナリティー小田木さんの励みになりますので。
 
 
さて、2つ目のテーマである音声メディアを作った意図については以下のように考えています。
 
(1)多頻度接点を作りやすい
OMO(書籍:「アフターデジタル」参照)の世界において顧客との関係性づくりをし、長期間にわたっての関係性構築をしていくためにはいかに多頻度なタッチポイントを作っていくかが重要です。ハイタッチ(人間が介在する、Face to Face的な世界観)でのタッチポイントは確かに一人一人のターゲットに対しては熱量のこもったコミュニケーションが可能ですが、物理的制約があり量を稼げないし、一人一人の人に対してはたまにのタッチポイントにならざるを得ない。
だから、デジタルツールやWEBを使っていかにいわゆるテックタッチな手法で多頻度な接点機会を作れるかが重要になってくるわけですが、音声メディアはそれに非常に適しているのでは?という仮説を持っています。ユーザーにとっても目や手を使わなければならない他の媒体・コンテンツよりも、耳だけを貸すことで“ながら”利用ができる。
 
 
(2)コンテンツデジタル化が容易
僕も既述のVoicyでの発信時や、日々の社長ラジオでの発信を通じて体感をしているのですが、持っているコンテンツをデジタル化することが他のデジタルコンテンツ化に比べて圧倒的に簡単。動画なら見せるスライド、自分の顔やいでたち、映り込む周辺環境まで気を回さなければならないし、データ容量も大きくなってファイルの扱いも面倒。テキスト発信は文章を打つこと、遂行することに時間がかかる。
(1)で述べた多頻度接点を作りためには、発信側も多頻度発信をしなければならないわけで、そのためにはデジタルコンテンツを作る手間を大幅に軽減しなければならないけれど、音声コンテンツを作るのはスマホ一つで、どこでも録音でき、圧倒的に楽。
 
 
(3)温度感を伝えられる、ファンづくりに良いのでは?
僕らが展開する教育サービス、キャリア支援サービスというのは、無形の価値を提供しているわけで、その背後にある考え方や価値観のようなものが非常に重要になってきます。その考え方や価値観に共感いただけるか、そうでないかが顧客づくりにとっては重要なポイントであるので、そうしたことをデジタル接点の向こうの顧客とどうやって共有するかという問題が出てくる。作りこまれたきれいな動画よりも、何度も推敲されて磨きこまれたテキストよりも、その場の流れで出てくる言葉や、その言葉が使われる前後の文脈、話し手の語気やトーンによってそういう見えないものが相手に運ばれているのではないか?
という仮説を持っていて、そんなことからも音声コミュニケーションが我々の商材との相性も良いのではないかと思っています。
 
 
今回Voicyを選定したのこんな理由からですが、マーケティング上の狙いはさておき、僕らが取り組んでいる地方都市の人と企業を元気にする、そして女性人材の活躍・両立期を乗り越えて成長体験をしてもらうことにとって、よき発信をしていると思いますので、ぜひフォローと、日々の視聴をお願いします。パーソナリティーの小田木さんも皆さんのVoicyへのコメントを楽しみに待っています。応援してあげてください。