2016.05.15

「目的」「ゴール」が合わせられてるか?

「目的」「ゴール」を常に頭に置くこと。
そしてそれを共有し、共通認識とすること。
これが簡単なようで本当に難しい。
 
時に自分の中でもあやふやになっていることがよくある。
メンバーとのミーティングや会話の中でも、ここがいつの間にかボケて、あるいはあいまいになって、握れていないことがよくある気がする。
 
ビジネススクールでケーススタディーをやっててもそこがずれたり、認識から飛ぶことが本当によくある。
 
以前は、時代が少し前は、ここの前提の確認が敢えてなされる必要が無かったのか、皆の目的意識が結構単純だったのかもしれない。
抽象度の高い話になってしまうが、例えば「成長を目指す」と言えば、成長とは大量に品質のいいモノを、間違いなくコントロールされて作り出すこと。ざっくりこんな感じが共通認識だったかもしれない。そのためには指示がよく聞け、マニュアルがよく読め、確実に実行できればよかった。自分自身であんまり考えなくてもよかった。
 
今はそういう成長もどこかでは一方ではあれば、多様な価値の中で、関わる個々の関心が微妙に異なる中で、そういう人たちを巻き込んだチームの中で物事を進めなければならない。
だからこそ、大前提として、この会社の、このプロジェクトの、このメンバーの、このミーティングの目的やゴールを都度都度確認して、意識しないとずれる可能性があるんだな。
 
イシューを定めて、その前提条件をそろえること。場を仕切って、物事を前に進めるリーダーにとってとても重要なこと。