2020.06.01

Regional HRのデジタルプラットフォーム基盤プロジェクト、技術チーム作り・・・はじまってます

今日から6月。
NOKIOOは第10期の下期に入りました。
 
4月頭に行った下記プレスリリースでもふれたとおり、地方中核都市の人材・組織の課題を解決する“Regional HR事業”について、浜松エリアで構築したモデルを全国の地方中核都市に普及させるための仕組みであるデジタルプラットフォームの構築フェーズに向けて着々と準備が始まっています。
 
≪株式会社NOKIOO≫地方中核都市の人材・組織の課題を解決する『Regional HRサービス』プラットフォーム開発に向け資金調達を実施≫
 
 
 
このプラットフォームの構築に向けてのプロジェクトには、僕の以前からの付き合いの外部技術コンサルタント兼経営者と、6月からNOKIOOに加わってくる新メンバーも早々に参加いただき、5月頭から数回のミーティングを重ねてきました。
 
Regional HRサービスを通じて地方都市の人と企業の働き方を変えるためには、このサービスを拡張・地域展開するデジタルプラットフォームが必要です。これまでNOKIOOが “地方” “女性” “DX” “働き方改革” “人材教育” などのテーマで作ってきた各サービスを整理し、デジタルプラットフォームに対するサービスサイドの要求整理や、各レイヤー(アプリケーション・データ・インフラ)のアーキテクチャに対する要求事項整理などの議論を進めています。
 
 
 
そしてこの6月からはNOKIOOのかねてからの大きな課題であった技術チーム(クリエイティブチーム)の再構築にも入ります。
2019年12月からNOKIOO顧問として関わっていただいている沢渡あまねさんに「エンジニアリングマネージャー」として技術チーム作りの役割も担ってもらい、再度チームビルディングを行い、マネジメント機能をワークさせ、会社を引っ張るエンジンとなるチームにしていきます。
 
 
今日からは、これまでのクリエイティブチームを支えてきた実務メンバーに加え、沢渡さん、そして2名の新たなメンバーの河野さんと平野さんを加えてリスタートです。
 
 
 
 
河野さんは昨年夏の退社後のからのカムバック。
ここ約1年は他社で開発の現場を経験し、そしてベトナムでオフショアのエンジニアと一緒に働き、一回り二回り成長しての復帰です。NOKIOOを離れてみて客観視することで、この会社に足りない要素、この会社のクリエイティブチームに必要なものを感じてきたとのこと。彼女とは昨年の退社前まで、約6年間NOKIOOメンバーとして、激動の時期を一緒に乗り越え、艱難辛苦を共にしてきた仲間です。NOKIOOが今に発展してきた歴史を見てきている中で一緒に成長してきたため、これから再び一緒に仕事ができることがとてもとても楽しみです。
 
 
平野さんは新卒からITエンジニアとしてネットワーク&サーバ関連から業務系システムエンジニアを経験し、今後はよりアプリケーションやシステムアーキテクチャー設計寄りに取り組んでいくこと。浜松を起点にエンジニアがサービスサイドで楽しく、活躍できる職場で働きたいとのこと。
最近のテーマはマイクロサービスアーキテクチャやドメイン駆動開発だ、とか、エンジニアが発信して自分や会社の周りにコミュニティーを作っていく、というテーマを持っていて、その方向性がまさに今のNOKIOOのステージとマッチしていて、このタイミングで加わってもらった。こちらもまた非常に楽しみです。
 
 
 
正直これまで技術チームに対しては、僕がエンジニアでないことから会社のビジョンや事業の方向性を、技術チームに対して技術サイドの言葉に翻訳して伝え、チームビジョンや技術チームのWayに落とし込んであげることができず、なかなかチームとして起動させることができていなかった。この6月からの新チームは沢渡さんにファシリテーションをしてもらい、頼もしい中核メンバーも加わり、チーム作りが始まることで、先の展望やチームが強化されていくステップアップが見えてくる気がしています。
 
ここからのクリエイティブチームのステップは
・チームビジョンの策定
・運用開発基本ポリシーの策定
・RHR IT基盤構想PJにリンクした開発/運用ガイドライン策定や技術選定
・ITILベースでのチームマネジメント・運用体制整備
・チームで回せる体制と仕組みづくり
などなど、これまで様々上がってくる課題から必要とは認識されていたが、推進できていなかったことが、現場で旗振りをし、日々のアクティビティーに落とし込んでいくマネジメントが働き始めて前進していくだろうと思う。
 
 
ここから数か月かけチーム作りをするのと並行し、先に触れたRegional HRのITプラットフォームアーキテクチャーを描きつつ、ユースケース、プロトタイプを作りながら精度を上げ、機能を抽出し、次のフェーズのプラットフォーム開発フェーズへ夏以降には移していくつもりです。そのタイミングには、技術チームの初期のチームビルディングも完了、今後拡張をしていける組織になっていることでしょう。