2020.04.23

未来型ワーク企業 経営者勉強会をスタート

昨日4月22日18時から20時まで。浜松エリアの未来型ワーク企業の各企業経営者をZOOMに集めて勉強会を実施しました。
 
 
 
 
『女性活躍推進を切り口に、誰しもが働きやすく、やりがいを持ち、活躍できる「未来の職場」づくりに取り組む企業』
と定義し、僕たちNOKIOOがこうした企業経営者の考え方や、その企業で働く女性人材のこと、会社としての取り組みを発信していこうということで2019年3月にリリースしたWEBメディアのタイトルです。
 
 
各社それぞれに課題も抱えながら、組織変革と事業変革を目指して、そしてこのコロナ禍においても、このピンチをくぐりどのようにチャンスに転じていくかを前向きに取り組んでいらっしゃる企業ばかりなので、これらの企業経営者からいろいろ学びたいと思い、開催した勉強会です。
 
僕は創業以来、あんまり地域の旧来からの企業コミュニティーの勉強会や経営者コミュニティーには参加をしてこなかったのですが、2015年からグロービス経営大学院でMBAを取りながら様々な経営者と議論したり取り組み事例を意見交換したりしたこと、そして2017年に浜松ベンチャートライブのネットワークを作り、ここのコミュニティーを通じて起業家と経営の事を真剣に議論する場を作ってくる中で、こうした健全なお互いにポジティブに経営のこと、社会のことを一緒に考え、お互いの考えや取り組みをお互いに参考にしあうネットワークがすごく大事であると理解している。
 
 
幸い僕らNOKIOOが女性活躍や働き方について、浜松地域においていち早く新しいコンセプトを掲げ発信してきたことから、こうしたことにアンテナの立っている企業経営者とつながりをここ4,5年で作ってこれていて、僕はこうした経営者と1対1で会話するケースがかなりきたけど、せっかくだからこれをコミュニティーにしてネットワーク的関係性にしていこうと思い、未来型ワーク企業経営者勉強会を企画したのです。
もちろん僕らの運営する未来型ワーク企業サイトの提供する付加価値をあげていくための取り組みでもありますが。
 
 
今回の参加は
 
 
 
 
 
 
 
三光製作株式会社 山岸社長
 
 
 
浜松いわた信用金庫 三輪理事
 
 
 
とNOKIOOからは小川と沢渡あまねさんが参加をしました。
 
沢渡あまねさんから議論のネタとして「統制型組織とオープン型組織」の違い、これからの組織のコミュニケーションの在り方ということで投げ込みをしていただき、各社の取り組み内容や課題感を上げてもらう中で、議論を進めていきました。
 
ほぼこのスライドをベースに1時間半の議論。
 
 
 
 

オープン型で機能するチーム・組織を作るためには、ネジメントもメンバーも思考とマネジメントスキルもアップデートする必要があって、この過程にある自己変革する痛みに耐えられる人が限られる中で既存組織のアップデートをどう実現するか。

 
 

システム統制は性悪説で作って、システムとして不正は困難である設計しておいて、それを基盤として、性善説でフルオープンみたいな感じで最近は組織設計をしてます。

 
 

製造業や金融業といった従来の統制型で型を守る、手順を守るという標準化を良しとする業態において、どこまでが標準化で、どこまでが調整範囲か、オープン型の工場の在り方についてどの辺に境目を置くのがよいのだろうか。

 
 

デザイン思考やOKRなど、PDCAサイクルで、ピラミッド組織で回している年度経営スタイルもオープン型にしないといけない。・・・

 
など、各社の実際の経営をイメージしながらイシューが投げ込まれることで僕の頭もフル回転でした。
 
 
こうやって同じ地域で高い意識を持って経営に臨む経営者と一緒に学ぶことでお互いに切磋琢磨をしていきたいと思います。